#20 カボスの話でも。
こんにちわー。ムトーです。
前回は、竹田市のカレー屋さんを紹介しました。
お。今回でムトーツアーズの連載20回ですって。わーい。パチパチパチ。
さ。今回は。。はい。。えっと。。
取材を、、して、、、ないので、、、、。。うんうん。よし。
カボスの紹介でもしましょう。
大分の特産品。カボス。ご存知ですか。緑色の柑橘類。
ミカンみたいにそのままフルーツとして食べるものではなくて、サンマに果汁をかけたりする類のものです。スダチより大きい。
大分県民は、カボスがあれば何にでもカボスを垂らします。

唐揚げとかね。レモンが添えてありそうな料理には、大抵代わりにカボスがついてくる。それが大分県。
大分にもレモン売ってますよ。お店でも出てくる。でも、スダチはない。大分でスダチを見かけたことがない、そういえば。
お味噌汁にもカボス果汁を絞る人がいます。僕もそう。
焼酎にもカボス。
と、いうことで焼酎にカボス、やってみましょう。

焼酎を飲むならソーダ割りが僕は好きでして。
我が家にある、大分県豊後大野市の2つの蔵の麦焼酎をソーダで割ってみました。(検証する必要あるのか)

はい。2本とも美味しいですー。カボス合います。
時期にもよりますが、大分の飲食店(特に居酒屋)では、大抵この緑色の丸いやつを見ることができますので、ぜひ絞ってみてくださいね。皮の方を下にして。
カボスと焼酎の相性を真面目に検証するためではありますが、少し酔ってしまいました。
と、いうことで、、、。今回は、、これで。。

写真提供:Yasuo Yamaguchi(山口フォト)
超余談ですが。僕が東京に行くと、SAKRA.JP 山口フォトの山口さんが、いつも美味しいところに連れて行ってくれます。
学生時代、東京に住んでいた僕は、よく本屋さんやレコード屋さんを巡るために神保町や御茶ノ水に行っていたんですね。
御茶ノ水に「山の上ホテル」というホテルがあります。
このホテルの中にあるバー「ノンノン」。僕は学生時代からそこでお酒を飲むことに憧れていて。
三島由紀夫、池波正太郎などの作家が通ったバー。
学生の僕には敷居が高くて。「大人になったら行く。」と決めていた場所。
でも、大人になって、東京に行っても勇気が出ずに、入れなかった場所。
ある日、山口フォト 山口さんと神保町でお酒を飲んでいる時(ラーメンだったかな)、そのバーの話をしたんです。すると
「行こうよ。」
と言ってくれて、僕は20年以上憧れていたお店のドアを開けたのです。
カウンターに9席の椅子。一番右奥が三島由紀夫の指定席。
何軒目かのお店なのに、一度、酔いが覚めるくらい鳥肌が立って、感激。

カクテル「ネグローニ」。以前、ラジオで「バーでこれを注文するとバーデンダーが『おっ、ツウだな』と思うお酒」として紹介されていたので、最近よく注文する。
写真提供:Yasuo Yamaguchi(山口フォト)
人それぞれ、感激のポイントは違うけど。僕はノスタルジーに弱い。ノスタルジーが強すぎると、ノスタル死にする。
山口さんは僕のその性質を知っていて、そこに導く。
ムトーツアーズの旅も、いつだってそうでありたい。小さなときめきをお届けしたい。のです。
なんじゃそりゃ。
妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー