#18 アポ取り中津の旅
こんにちわー、ムトーです。本を紹介する内容が2週続いたので、今回はまたどこかオススメの場所の紹介をしよう、と先週心に誓ったのですが、今回も特に新しい場所の紹介はありません。。。
今回は、大分県中津市で開催されたイベントに参加してきまして。
かねてから中津市で取材したい、紹介したい場所が2つあって。せっかく中津のイベントに行くなら、その取材予定の場所の人たちにご挨拶にも行こうと。
中津市は大分県の北部、福岡県との県境にあって、なんだかとても遠い場所のイメージなのですが、大分市から車で1時間半くらいで着くんです。県外からお越しの際、大分市に宿を取って、中津に遊びに行く、ということも十分可能です。(大分市か別府市に泊まれば、大分県内どこでも日帰りで楽しむことができますよ。)
公共不動産の可能性
さて、今回参加したのは中津市の市営施設「西谷温泉公園」で開催された「中津パブリックトライアル」というイベント。
これ、主催が中津市(役所)。うまく活用できていない公共不動産を何かもっと有効的に、有意義に使えるんじゃないか、という可能性を探るための思い切ったトライアル。
行ってみると、使われなくなっていたゲートボール場だった場所が、かっこいい空間になっていました。
この時期に、屋外とは言えイベントを行うのって難しいと思うんですが、市役所の方が受け付けで検温や手指の消毒など、感染症対策を行っていて、安心して参加できるようになっていました。
民間の事業者「地域科学研究所」さんのPUBLIC +チームが、市の依頼を受けて、この公共施設の可能性を調査するためのイベントを企画したもの。このPUBLIC +チームはこのイベントを第1段として、これから色んな公共不動産を活用していくプロジェクトを展開していくとのこと。また今度詳しく話を聞いてみましょうね、これは。
この会場の西谷温泉公園は、地方によくあるタイプの公共施設のひとつだと思うんです。公共施設、公共空間ってなかなかカッコよくならない。仕方ないとも思うんです。多くの人の意見を聞いてつくるものなので。
でもこの日、本当にいろんなところでよく見かけるタイプの公共施設が、とてもおしゃれな空間になっていました。なんというか、生きた空間になっていました。
それって。
つまりは、関わる人次第だな、と。民間の視点で公共不動産を見てみると、行政だけで考えていた時とは違う活用方法を見いだせる。関わる人と、想い次第でどうにでもできるのかもな、と勉強になる楽しいイベントでした。
ムトーツアーズ
今回の中津の旅。「行きたい!」と弊社ムトーツアーズにガイドの依頼がありまして、久々にお客様をご案内してきました。
この「たびのしおり」をお渡しするところから旅は始まります。
しおりの内容ですが、、、重要なことは何ひとつ書いていません。旅程を一応書いてはいるのですが、ほぼその通りに行くことはないので「予定はあくまで予定です」と先に言い訳してたり、、。本当に意味のない紙なのですが、なんだか旅っぽくなるような気がするので、毎回ご用意しております(自己満足)。無理やりでも受け取ってもらうつもりです。
今回は、先述の「中津パブリックトライアル」の他に、中津の本当に本当に山の中にあるコーヒー屋さん「豆岳珈琲(まめたけこーひー)」さんへご案内。
17時の閉店時間ギリギリに滑り込みました(迷惑客)。
この豆岳珈琲さん、時間をかけても辿り着きたい場所なのです。ここで、美味しいコーヒーを飲むのは特別な時間。オーナーの古岡さんに、近日中に取材させていただくお願いをしてきましたので、また詳しくご紹介しますね。
我が家のコーヒー豆を切らしていたので、豆を購入。会いたい人たちに会えて、取材の約束もできて、完全にお前が楽しんでるだけじゃないか、と言われても仕方ないくらい、僕が楽しい旅でした(ちゃんとやれ)。
ご参加いただいたお客さま、ありがとうございました。大丈夫でしたかね、、。
妄想旅行社ムトーツアーズ代表 ムトー
【special thanks】
西田稔彦
(公共不動産ディレクター)