with コロナのセンセイ

ニーハオ、ニホンコンです。

今年度はいろんなことが激変したセンセイ事情。
一寸先も見えなかった時期から、今はタイトルのような体制。

現在のセンセイ事情

流行語大賞にもなりそうな「オンライン授業」。
もれなく私もど真ん中。

ここまでくるのに、もがくこと、もがくこと。
もがきつづけて、ようやく水面ギリ下に居るような。(下かよ!)

そもそも(ここからの老師=センセイの意味)

授業はライブと信じてやまなかった老師。

「空気感」というか、グルーヴで授業を作ってきた老師。

Say HO~といったら「ホ~!」と返ってくるものだと
1ミリも疑わなかった老師。

そんな老師。オンライン、どーすんだべ?
考えただけで寒気。悪寒。

ただ、そうは行っても待ったなし。

(台北のファーストフード、なんかどっかで見たことあるよーな)

腹くくって準備始めました

1つの学校は、Zoom対面授業。20人強が一斉に画面に出てくる。

対面ならばこれでYo Yo Yo!Say Ho~ができるのだけど、
そうもいかない。

さあ困った。でもあれこれ考えても仕方ない。

「飽きないように、ダレないように」

これだけを目標にする。

思い切ってテキストをやめて、パワーポイントで
オリジナルスライドを共有しながら展開することに。

なんか、少しだけ楽しくなる、ような気がして。

しかーし!!このスライド作成が地獄!

3秒以上も同じ画面を見ていられない(らしい)今ドキのYoutubeっ子たち。
テンポよく授業を進めるべくスライド準備。その数毎回60枚(初回は100枚超)。

「ジャジャーン」とか「ピンポーン」なんて効果音もいれちゃったりして、
気分は自分がユーチューバー?

授業では、サクサクとスライドを見せながら、じゃんじゃんと当てる。
いつ自分が指名されるか分からないくらいの勢いで発言をぐるぐる促す。

私なりのコールアンドレスポンス。今のところこれでやってます。

もうひとつの学校は

対面とオンラインのハイブリッド。
1週ごとに対面、オンライン、対面、オンライン・・

って、もう!ややこしい!

対面はおいといて、「オンライン課題」が初のチャレンジ。

が、まさかの、これが天国!

何が天国かって、課題さえ出してしまえば、あとは「待ち」。
つまり、お団子とか食べて待っていられる。

何これ、オンライン課題サイコー!と思って丸1日授業で、
丸1日お団子食べてました。

(台北の空港、この間違い、留学生にすごい多い!訂正したい)

奈落の谷底に

そしたら・・

「続々とその課題が提出されてくる」(そりゃそーだ)
「しかも通訳・翻訳・観光ガイド」とか単元ごと×数十人。

やばい、これ地獄!
全部添削して返却するんだった。

ここで自分の余計な老婆心、もとい「老師心」が炸裂する。

ひとつひとつすんごい丁寧に読み込み、お団子でラクした
罪悪感も相まって、アドバイスとコメントを1件1件書いていく。

「おいしい『の』ライスバーガー」にモヤモヤ・・

対面との差を埋める

だって、そうじゃない?
去年と同じ授業料よ。オンラインの満足度が低いなんて、
私だったら授業料返せと言いかねない。

だから、結局3倍4倍の時間がかかる。すんごいかかる。
時給1円なんじゃないかと思う(笑、それは言い過ぎか)。

でも、これはこれで対面では見れない個人の力量がもろ見えで、
その人の課題や伸びがダイレクトに見れる。

だから、もう1人1人と交換日記をしているような気分で
全員にアドバイスと気持ちを送る。

そして、オンラインは教科書に沿って進めれば進めるほど、
つまらないことが判明。

少しアレンジが入ったほうが双方楽しいのでは、と・・

アレンジというよりもはや趣味

そうなるとチャイナウォッチャーの血がうずく。

うずきまくって、学生である「中国人留学生らが見るニッポン」
の視点を問う課題をじゃんじゃん出す。

もうこれが最高に楽しい!

返ってくる解答が、「へぇぇぇ、そうやって見てるのか」
と目ウロコ。ライフワークである異文化比較ができ、
思わぬ副産物に感動している日々。

「オンライン授業」って

逃げ出したかったし、ずっと背を向けてきたくらい
始まるまではずっとマイナスの印象。

でも、やり方によっては、細かな配慮やケアができ、
しかも個人の視点や感じ方なども知ることができる、
ナイスなツールである、と今は思っています。

彼らに届いているかどうかは分かりません。

それでも、今できるベストを改良しながら、やっていこうと思います。

ただ、「もっと楽しく」を追うと結果「楽しい地獄」に陥るのね。ドボンと落ちてきます。

ドボーン💦

9月8日 ニホンコン