体験入学準備中。

おはこんばんちは。飯塚です。

3月17日はセントパトリックスデーでした。こちらは祝日、村の地味なパレードも無事開催されました。

寒かったけれど幸い雨が降らず。

可愛い娘っ子に緑の服とフェイスペイント買ったら…結果コレ。30分かけて自分でフェイスペイントしてパレードに行き、すれ違う人々に笑われ「シュレック?」とか言われちゃったり。来年は「可愛いフェイスペイント」させてよ。

間もなく日本一時帰国します。

日が長くなってきて気の早い人達は

「夏休みはどこか行く?」

なんて話題にしてる。

夏休みの旅行の予定は特にない我が家。

来月から日本に一時帰国する航空券代がシャレにならないくらいに高額なので夏に贅沢をする余裕などない。

日本行きが一カ月を切り、子供達はウキウキモード入ってきた様子。

当の私は、友人達の殆どがいる東京にはほんの数日の滞在。また会えない人多数だし誰に連絡しよう、と悶々とする日々。

ま、子供達がいるから自由が効かないのは仕方ない。

子供達はまた「体験入学」で学校に通う予定。学校と幼稚園にも確認が取れて、昨年度半年間、日本の小学校に通った息子1号はまた友達や先生に会うのを楽しみにしている。

2年前の体験入学。ここからまさか半年間学校に通うことになるなんて当時は全く予想外。日本の小学校大好きです。

新学期の忙しい時期にも関わらず、受け入れてくださる学校と幼稚園には感謝しきれない。

2023年に息子2号がお世話になった幼稚園。さて娘は嫌がらずに行ってくれるのかは未知数。

4月から「新一年生」になる息子2号もそわそわしている。大使館から新学期の教科書も届いた。

学校に行くからには日本語の勉強も多少はしておかないとな、とプレッシャーを感じつつも実は息子2号のひらがなの勉強は全く進まなかったのがずっと気にはなっていた。

数年前にここでも息子1号の日本語教育については数回書いた。

今考えると、当時の自分は息子1号の日本語力を誇りに思っていた。
ひらがな、カタカナ、漢字もやりながら日本語での会話も問題がなかったのだから。

息子1号が3歳の時点でひらがなを完全にマスターしたのは「こどもチャレンジ」の教材を遊びながらでも休まずやったからに他ならない。

しかしながら

「第一子は日本語も堪能、親がしっかりと面倒をみる事もあり読み書きもできたりするが、対して第二子以降は読み書きなどはほったらかしで日本語も出来ない」

海外在住邦人の間ではよくある事例は我が家もそのまま当てはまり、耳が痛い。

「ハーフの子供の第二言語力」これは本人の能力や頑張り、ではなく、親がどこまで面倒を見たのか、にかかってくるし、子供達の性格や関心からどう導き出すのか、というのは簡単ではない。

息子2号の日本語問題どうしよう。

こどもチャレンジを退会し路頭に迷い私自身が教える自信がなかった。

また息子2号は頑固で、本人に興味が湧かなければ周りが説き伏せる事など不可能だ。

そんな中で運良く数年前、市内に住む日本人の友人が自宅で月に一度「日本語教室」を開催すると声をかけてくれ、参加したのだった。

日本語教室。ひらがなの勉強以外にもお団子作ったり。

息子と同じ境遇で同い歳の子達とひらがなを習うのは刺激になるな、と思い一年半くらいは通っていたけれど。

息子以外は全員市内に住んでいる事もあり家がお互い近くたまに遊びに行き来するのだけど、我が家だけは彼らの住まいとは遠く、車で40分はかかる。渋滞にハマれば1時間になることも。

車で遠方に行くのが嫌い、また他の子達とも「友だち」とまで関係を築けていない息子、「日本語教室」にいまひとつ乗り気になる事もなく、結果的にはやめてしまった。

日本人のママ友達とも月に一度会えるのが楽しみだったのは実は私だったのだけど、その機会もなくなった。

ひらがなやカタカナのドリルはたまにやったりもしたけれど、継続しない。 

嫌がる6歳児に無理やり本人が必要と感じていない「日本語」を勉強させて嫌いになられるなら、本末転倒。

「語学学習継続の一番大事なコツは語学を学ぶ事を嫌いにならない事」

どこかで聞いたこのフレーズが頭から離れない。

子供達が「日本語を勉強する時間」を嫌いにならないようにする。それにはモチベーションが必要だし、「遊び」要素がないと続かない。

息子1号が「こどもチャレンジ」で身につけた「ゲーム感覚」が必要なんだ。

このまま完全に諦めて、先々後悔するのは嫌だな。とりあえず嫌がらない範囲でやれるだけやってみよう、と改めてやるのは。

Duolingo ご存じですか?

語学を習うサイト。ゲーム感覚で勉強できるし、同じことを何度も復習するので、「無料サイト」だけれどこれならひらがなは覚えられそう。

息子1号が3年前くらいにやっていたduolingoの日本語。なんだ?なんでこんな区切りなんだ?たまに色々気になったり突っ込んだり。でもお金かけずに勉強できるんんだから文句言ってはいけません。

昨年はこれを重点的にやらせる事にした。

息子2号、最近は私のMacBookでゲームをするのだけど、「遊ぶ前にレッスンを二つ必ずやる」と約束をして。

それでも乗り気にならない息子と年末に約束をした。

「ママは2025年からスペイン語をDuolingo でやる。ママと競争しよう。毎日やり続けてどっちが早く上達するかな?」

12年前に南米ボリビアで習ったスペイン語、殆ど忘却の彼方にいってしまったけれど私もまた学習しよう。

ママも頑張るからあなたも一緒に頑張ろう。

今年の一月から始まった「競争」はやっと功を奏して、やる気になった息子は最近ひらがなを終了。

今はカタカナをやっている。

勉強中。

先日、初めて「カルタ遊び」を家族でやった。

あぁ、こんな日が来るとは。

日本語、なんで文字が三種類もあるんだ?

たまに「日本語って難しいんでしょう」と聞かれると必ず答えるのは

「日本語には三種類の文字がある。二つは日本語のベーシックな音の文字でどっちも50未満ずつなんだけど、それをマスターすると漢字をやります。漢字はだいたい2000位は覚えないといけないけど、本当は50,000あります。義務教育時はこの漢字を覚えるのにかなりの時間を費やします」

と説明すると、

「何それ、意味不明すぎる。なんでベーシックの音だけじゃないんだ?!」

そーだよね。

ひらがなだけでもいいはずなのに、漢字をマスターしてしまうと漢字なしの文章ってめちゃくちゃ読みづらいし日本に住んでいたら漢字なしでは生活できない。

ひらがなとカタカナ、漢字をマスターするって結構な能力なのだ。

昔は、「そうだよ!すごいだろー。日本人て天才なんだぜ。文字3種類もあって」くらいに無駄に優越感あったのだけど、最近は日本の居酒屋やコンビニで働くインド人の方の日本語力に頭が下がる。大人になってから自らの意思で日本語をマスターするって途方に暮れる労力ですよ、あの人達は努力家だ。

私が外国人なら日本語を学ぼうとは思わないだろうな。

モンテネグロで乗った長距離バスのシートの柄がなぜかひらがなとカタカナだった。

「おりしり」の意味わかりますか?

「おりしり」

昔タイに行って買ったお菓子のパッケージに書いてあった日本語。

当時、

「何これ?おりしりってなんだよ。意味不明すぎて笑える」とお土産として買って帰り、後日友人達に持って行った。

友人の3歳のお子さん、袋を開けて食べるなり

「おいしーい」

あ!なんだ、それか!

これ、おりしり、って「おいしい」って書きたかっただけだよね⁈

とその場で大人全員で爆笑した。

これもタイで買ったドリンク。これは「おいしい」正解です。

また中国に行った友人が買ってきた海賊版の宮崎駿作品集DVD ボックスには

「スタヅオヅブリ」

惜しい!ヅとジな!

このDVD のパッケージの説明文のヅとジ、ソとンがことごとく誤りで、普段なら説明書なんて読まない私がこの時ばかりはくまなく読み続けてはヒーヒー笑いが止まらなかった。

そう。

ひらがなの「ち」と「さ」、「い」と「り」。

カタカナの「ソ」と「ン」、「ツ」と「シ」の区別は簡単ではない。

これらをきっちり見極められるようになったら漢字に入門してもいい、ということかもしれない。

ポジティブ思考な息子2号は言う。

「僕は「ち」と「さ」の違いがわかるからカタカナも大丈夫だよ!」

「そうだ!そうだ!最初はわからなかったよね。でも慣れたらわかったんだから君はできる!できる!」

褒めて、ヤル気にさせるのが私の役目。

その調子で頑張ろう。幸い、私は全く心配していない。

私もスペイン語、頑張るぞ。

2013年、ボリビアの首都ラパスでスペイン語を習ったので三週間くらい滞在した。

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。