ぼっち充電日。

おはこんばんちは。飯塚です。

日本は卒業式シーズンなんですね?

日本の三月の年度末、卒業式というのは、アイルランドにいると全く忘れてしまいます。

こちらは学校は9月に始まるし、会社なども節目は特にない。

日本の三月四月の高揚感は独特だなぁ、と日本から出ると実感します。

アイルランドに来て12年。日本を出て13年目、国外で初めて沈丁花の花に出逢いましたよーー。この香りがずっと恋しかったのだ。家の庭に欲しい!!!

週末の予定は?

この質問、金曜日には親同士で話題になる。

で、私はここ最近「子供のスポーツの試合」などの送り迎えなどで週末は終わるけれど。

息子のバスケの試合とかサッカーの試合の送迎と応援、がほとんどの週末の予定です。

基本的には親は曜日関係なく子供達に奉仕する。でもたまには息抜きも必要だよね。そんな時は夫婦交代で「お楽しみ時間」を取るようにしている。

先週土曜日はラグビーの試合、アイルランドは強豪フランスと対戦するというので夫は友人とパブにてラグビー観戦し、違うパブに移動し引き続き飲んで。

ラグビーの試合結果は残念だったのだけど。

田舎者はたまに街に出たいのです。

日曜日は私の番だ。

元々、オンラインで購入した服を払い戻しをしに市内の店舗に行かないといけなかったし、ついでに買い物に行くことに。

市内に行くの、昔はもうちょっと嬉しかった気がするのだけど、実は近年はそんなウキウキはなくて。

ヨーロッパの綺麗な街では元々ないのに加えてコロナの後にデパートやメイン通りの店舗のシャッターが下りて、街の雰囲気が本当に悪くなった、というのが理由。ヤク中の怪しい人もいるし、パリの街頭みたいにおしゃれな人はいない世界。

用事すませたらさっさと帰るようにしています。

洋服の払い戻しや、来週頭のセントパトリックスデーのためにあれこれ必要なものを買い、小腹が空いていることに気づいた。

市内には大好きなパレスチナ料理のレストランがあるのだけど、残念ながら日曜日は定休日。

物価の高いアイルランド。

地味に外食しても最低で日本円なら3000円くらいするのに、「美味しい!」という味に出会えないのも珍しくない。

前に買ったことあった美味しいパン屋さんでサンドイッチとコーヒーにしようかな、と足を向けていたら。

あれ?何これ。新しいレストラン?

ドーサ!南インド料理!!

こんなんできたのか!

過去に周ったインドでも南インド料理、特にマサラドーサが大好きで都内のインド料理屋探しにハマった身としては無視できない。

店内はほぼ満席。しかもインド系のお客さんばかり。

これ、期待できるでしょー!

メニューも見ずに

「マサラドーサください」

そう、私はマサラドーサが食べたいの。

15年前には東京でインド料理教室にも習った。マサラドーサのレシピもあるけれどやっぱり作れないんだ、お店の味は。

それに、たまには私も外食がしたい。

しばらくすると、出て来ました。

わー、大きいパリパリのドーサ。

いただきます。

インドでは食事に左の手を使ってはいけません。右手でドーサを皿に押し付けながらちぎって、ココナッツやチリのチャトニにつけます。

ドーサ独特の酸味と歯応え、スパイス効いたじゃがいも、ココナッツチャトニの甘味、チリのチャトニの辛味、タマリンドと野菜の風味が効いたサンバル。

これ、私には再現できない。

うわー。来て良かった。

大正解すぎる。

そういえばニホンコンさんもドーサの話をいつか書いていた記憶。一度食べたらやみつきになる南インド料理。

アイルランドで一人で外食する人は殆ど見かけないのだけど、これからも一人でまた来ます。

ご馳走様でした。

さて。

腹ごしらえしたし、息子一号の服やら、アジア食材店で米と牛丼用の薄切り肉を買いこみ、駐車場へ。

毎回市内にいくのは「ショッピング」なオシャレ感皆無で、「買い出し」になるの、なんだか虚しい。ロンドンとかエディンブラ、また行きたいなー。一人でもいいから行きたい(実は都会大好き人間)。

田舎暮らしでキクラゲ採ってる生活してます。

日本にいる頃から映画はよく一人で観に行ってた。

よし!映画に行くぞ。

世代的には「ブリジット・ジョーンズ」の新作は是が非でも観ないといけないのだけど、個人的に気になるのはやっぱり韓国のポン・ジュノ監督の「Mickey17」なんだよな。

でも。

レビューはあまり良くなくてそれが少し気にはなっていた。

映画鑑賞前にあまり情報を入れたくないのだけど「パラサイト 半地下の家族」を想定して観てはいけない、という情報までは入手した。

期待しないで観てみよう。

館内は私含めて15人くらい。

若い男性客ばかり。

結果。

いやー。来て良かった!

なんだよ!これ、最高じゃない!!

ポン・ジュノ監督独特の社会風刺、音楽、笑いの要素はありながらしっかりとエンタメ。

確かに「パラサイト」を期待したらこれは違う。

これは「グエムル 漢江の怪物」の鬼才のポン・ジュノ監督の新作、と言った方がしっくりくる。

鬼才・天才監督がハリウッド予算を贅沢に費うとこんなのができちゃうのかー!

と、ワクワクしてしまいました。

出てくる生き物が宮崎駿監督の名作のアレにそっくりすぎるのも見所です。

ただ、これは万人受けではない。

好きな映画に出会うと、必ずレビューサイトをチェックする私。

英語のレビューサイト、Rotten Tomatoes を検索したら見事に星5つ、または1つと評価が真っ二つに別れてて。

レビューサイト、⭐️1つか5つって全員サクラか?というほど分かれてるのが笑える。

いや〜、わかるわ。

幸い、私は星5つ派。

「パラサイト」ほどの名作には及ばずとも面白い世界を見せてもらいました。

やっぱり映画はいいですね。おかげさまでぼっち休日は優勝しました。

日本公開まもなくらしいので、気になる方は映画館でご覧ください。

私は近日「ブリジット・ジョーンズ」の新作を観ます。

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。