牛歩の歩み

今年のはじめ、はりきって購入したミラーレス一眼カメラ。
手に入れてちょっと満足してしまい熱が下がってしまうのは私の悪いクセ。
手元に届いてしばらくの間は、目の前の雑務に追われ箱から出しもせずの日々でした。

その後「これではいかん！」と、息子のサッカーの試合や製菓教室の案内に使うお菓子を試しに撮ってみたものの、案の定いまいち思うようには撮れず。
やっと重い腰を上げて付属の説明書をパラパラめくってみるも、先ずぎっしり書かれた小さな文字が老眼で見えにくいのなんので意気消沈。何とかがんばって読んでみたところで、専門用語のオンパレードで意味不明。それでも気を取り直して、あれこれ検索してはYouTubeなどを頼りに操作してみるも、なかなか自分の行きたいところに辿り着けずストレスが溜まる一方…

そもそもデジタル機器が大の苦手の私。
そのくせ説明書読むのが大大大キライ！
冷静になると、「これは私が手にすべき代物ではなかったのかもしれない…」とまで思う始末。
わが家のデジタル大臣に助け船を要請すると「これはもうカメラというパソコンですね」という見解。
「いちど専門家にレクチャー受けた方がいいんじゃない？」と諭されました。　

それから数日後、救世主が登場！
私がカメラを買うキッカケになったと言っても過言ではない生徒さんがナイスなタイミングでお教室に。
これを機にちょっとでも何か聞けたら〜との厚かましい思いで当日カメラを持参したのでした。
その日はカメラではなくお菓子教室。もちろんそっちが最優先。
そんな中、焼き待ち時間の支障のないタイミングを見計らっていざ質問！
なんとも拙い私の説明を的確に理解し、魔法使いのように謎を解決して下さったのでした。
って、一体どっちが先生なの？笑

やっぱり分からないことは「調べるより人に直接聞くのがいちばん！」だなぁと。
同時に、まさに自分の仕事も同じことしてるのだなぁと、今さら。
今となってはお菓子作りの情報は山ほどあれど、やっぱり実際に見て聞いてやるのは違って、それに越したことはないんだと。
生徒さんによく言われていた言葉が今さら納得できました。

どんな些細なことであっても、この歳になって新しい人、事に出会い成長できるのはうれしい！
そこを叶えてくれるのは、私にとってはアナログでしかないのかもしれません。

上の写真（うさぎ、お菓子、お花）は、生徒さんのプチレッスン後に自分で撮ったもの。
どうでしょう？ちょっとは上達したかしら？？
これからも、カメラの方は牛歩の歩みでマイペースに行くつもりです。

以下、先週の春の陽気とは打って変わって、雪降る寒さだった今週の献立日記です。

今週もおつかれさまでした！