ご案内
こんにちわー。ムトーです。
めちゃくちゃ寒い寒い冬がもう終わるのではないかという予感。いいぞ!春!来い!春!
いや、すみません。生意気言いました。
どうかお越しください!春!
あ、すみません。呼び捨てしてしまいました。
春さん!いや、春さま! うん、春さまだ、お前は。 あっ、いやっ、、あなたは。
九州大分も寒波が来て。
大分県の平地でも冬は最低気温がマイナス5度とかになるんですけど、昼間は温度が上がって10度を超えたりするのがいつもの冬。
大寒波!って天気予報で脅されるから最低気温がマイナス10度とかになるのかと思ったら、それはあまりいつもと変わらず、マイナス5度くらい。
違うのは一日中寒い。最高気温が2度だったり。
それが1週間以上続いて。
これが寒波か、と。
毎日ずっと寒いと気分が下がるんですね。
僕はテンションもそんなに上がらないし、不機嫌になることとない「気分」「機嫌」のない人間なのですが、さすがに少し滅入った。背中丸まるし、寒いと。
いつもは孤独を愛する僕なのですが、ちょっと人恋しくなる冬でした。
そんな中、神奈川に住む友人から「仲間と大分に行くのでムトーツアーズにお願いしたい」と連絡がありまして。
その友人夫婦を含む3組6名さまの大分→熊本旅。
友人夫婦は以前九州在住だったので何度かアテンドさせてもらったことがあったのだけれど、今回は他の2組のご夫婦が主役の旅ということで、1ヶ月くらいかけて、いろいろと友人とメールで打ち合わせをして。ギリギリまで試行錯誤して旅程を組み上げたのです。
弊社ムトーツアーズは、基本的に代表ムトーの頭の中で作ったぼんやりした旅程とマップを元にご案内さしあげることを旨としております。
それが良いとおっしゃってくださるお客さまは多いです。
しかしながら、お客さまによっては事前に旅程を確認したい、とご希望になる方もいらっしゃいますので、その場合は弊社なりにしっかりとしたプランをご提案させていただいております。
今回のご依頼は前者よりの後者(もはやわからん)でしたので、ところどころに余裕を持ったご旅程を作らせていただきました。
弊社のキャッチコピーは「小さくてそこそこ新しい旅。」。
そしてご提案するの旅で大切しているテーマは「旅とのんびり。」。
今回はお客様が6人いらっしゃるので、その全員が退屈しない、けれどせかせかした空気にもしない、あくまでのんびりと楽しんでいただくことを意識しました。
2泊3日。大分県別府市、豊後大野市、熊本県球磨郡に立ち寄ることがマスト。
大分空港に到着、3日目に熊本空港から発の飛行機でお帰り。
うーん。2月は寒波の真っただ中で、2月中旬は大雪が降る可能性もあって、大分県と熊本県の県堺には阿蘇山があって、そのあたりの道路状況によっては動けなくなることもあり得るので、2日目の夜はなるべく熊本に近づいておいた方が良さそう。
ということで、1日目 別府宿泊、2日目 竹田市宿泊、3日目に熊本へ、という3日かけて中九州を横断するプランにしました。
友人に「初日はもちろん、2日目まで案内しようか?(僕が案内したほうが絶対に楽しいし、旅程管理も完璧だから充実したたびになることは間違いないよ)」と心の声も強めに聞いたのですが「いや、2日間もお願いするのは申し訳ないし、2日目からは仲間とのんびり旅をします。」と心の声の音量が小さ過ぎたのか、僕は初日だけの案内となりました。
ということで、皆さんが大分に到着する前の日まで友人とやり取りして、当日の朝。
大分空港に到着が8時10分。今回は大分空港でレンタカーを借りての旅行とのことで、事前に僕が運転させてもらう約束をしていたので、僕はJR大分駅から空港行きバスに乗り空港に向かいました。
準備万端。
飛行機も時間どおりに到着。
到着口で皆さんをお出迎え。ムトーツアーズの赤い旗が目印です。
いらっしゃいませー。ようこそ大分へ!
はじめましての方々に自己紹介をさせていただき、みなさんにムトーツアーズといえば、の「たびのしおり」とステッカーをお渡しする恒例セレモニーを。

ここが旅で一番盛り上がる時間です。ピークを冒頭に持ってくる。これ以降、楽しさは下降線を辿りますが、なんとか最後まで楽しんでいただきます。
そのあと、レンタカー屋さんで車をお借りして。僕が運転席に。さあ、出発です。
あ。そうだ。大分空港の位置を説明します。
九州本島の形を思い浮かべていただいて、それを人の横顔(右向き)として見た場合のおでこの部分、またはリーゼントの先みたいな部分ありますよね。
あれ、国東(くにさき)半島と言いまして。その国東半島に大分空港があるのです。
大分市から車やバスで1時間ちょい。空港と大分市の間に別府市があります。空港から別府までは50分くらいかな。
レンタカー屋さんを出発したのが午前9時。
皆さん、早朝に自宅を出て、飛行機に乗って。お腹減ってますよね。
朝食をどうするか問題が生じるのです。
別府市やちょっと回り道して湯布院まで行けばお洒落なカフェでモーニング、も可能ですがそれだともう10時くらいになってしまう。
コンビニに立ち寄って海を見ながらコーヒーとサンドイッチ、というのもまた良いのだけれど、せっかくなら大分らしいもので最初の食事をスタートしてもらいたい。
そこで皆さんに提案したのが、ジョイフルというファミレスでの朝食。
大分が発祥のファミレスチェーンで、関東にも進出はしているけれど、今回のお客様のお住まいの周辺にはなくて、馴染みもないとのこと。
せっかくの旅行でファミレスもなぁ、と考えたんですけど意外にも皆さん「ジョイフルにしよう!」とノッてくださって。
みなさん、大分とは関係ない福岡のやわやわうどんを注文していましたが、ジョイフルが思いのほか好評で、とてもよいスタートを切ることができたのです。

ちなみに、もしジョイフルに入ることがあったらオススメしたいのが「ごぼうのからあげ」です。フライドポテトよりもこちらを注文します、僕。安くて美味しいので機会あればお試しください。

別府に到着したら、まずは今回、大分に皆さんがいらっしゃるきっかけになった方のルーツを辿る旅。
ひいお爺さんがかつて別府でたくさん活躍されていたことを知って、いつか別府に行かなければ、と思っていて、それを知ったお友だちの皆さんが一緒に行く!と言って付いてきた、というお話し。事前にひいお爺さんに関係する場所を聞いていたので、可能な範囲で旅程に組み込ませていただきました。


なぜか他のみなさんも、血のつながりもないお友だちのひいお爺さんのルーツを一緒に巡るという不思議な小旅行。でもなぜか皆さんも楽しそうでした。愉快ないい人たち。
そのあとは、別府なので、そりゃ温泉です。

竹瓦温泉という別府温泉の象徴的な温泉施設でみなさんポカポカになって。

友人がネットで調べて「行きたい」と言っていた天丼のお店へ。人気店。
昼食のあと、コーヒーを飲みたい、とのことで僕も飲みたいので、大分市までひゅっと車を走らせていつもよく行くブックカフェへ。

旅のメンバーにカフェをされているご夫婦がいらっしゃって。このお店のスイーツやコーヒー、雰囲気が気に入ってくださったみたいで、なぜか僕もとても嬉しい。
そのカフェで使っているコーヒー豆を卸しているコーヒー専門店にも立ち寄って。

また別府に戻って、別府駅前の焼酎スタンドでソーダ割をみんなでクイッと。


いい感じでほろ酔いになったところで、また大分市に向かって夕ごはんへ。
お店の予約時間まで余裕があったので、ふらっと海沿いの公園に立ち寄る。

潮風に吹かれて、寒くなったし、お腹も減ってきた。さあ、夕ごはん!
七村酒店さん、という酒屋さんみたいな名前の料理屋さん。

大分の美味しいお酒が冷蔵庫に並んでいて、そこから好きなものを選べる飲み放題コースを予約していたので、みなさん料理に合わせてお酒をチョイスしたり。

美味しい夕食を皆さんに楽しんでいだけてよかった。図々しく僕もご馳走になってしまった。ありがとうございました。
僕は初日だけのご案内でしたが、2日目以降も皆さん、のんびりと大分と熊本の旅を楽しんでお帰りになったようです。
よかったー。僕も楽しかった。

という、小学生の日記みたいな報告でした。
あ、そうそう。
相変わらずいろいろと作っていて、何作ったかな。
あ、そうだ。
ドーナツ(チョコファッション)と、クロワッサン。


ドーナツは比較的サッとできるんだけど、パンは本当に時間と手間がかかる。クロワッサンは金曜日の21時に作り始めて焼き上がったの次の日の朝8時。
パンってすげー。
妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー