足元から気持ちを上げてくれる靴下。

ROTOTO」という靴下屋さんと出会ったのは、友人たちがROTOTOさんとコラボした靴下を購入したことがきっかけでした。

and recipeの山田がレシピの監修をつとめるタコス屋さん「みよし屋」のオーナーで編集者の阿部太一くんと、デザインユニットBOB FOUNDATIONの朝倉洋美さんのユニット・HIROO REDSOXの靴下。白地に赤のラインと「SIDE BY SIDE」とブルーで入った文字がかわいくて、買い足し買い足し、気づけば同じデザインの靴下が5足、我が家のキャビネットに収まっている。

見た目が入り口で買い始めた靴下でしたが、愛用しているうちに旅先で長く歩いていてもその靴下を履いている日は足が疲れていないことに気がつきました。足首のフィット感と、重要だったのは足底のクッション。編み方が違って、ふっくら厚みを持たせているおかげで、疲れを吸収してくれるシートがスニーカーの中にもう一枚入っているような感覚になるのでした。明らかに安定感が違うのです。

太一さんがみよし屋をオープンする前に、神田でPOP UPイベント行った際に手伝いをしていたら、隣にROTOTOさんも出店していて、プレスの成田さんとご挨拶。靴下について聞けば聞くほど、1足1足を愛おしく感じるようになりました。その後も家の近所のパドラーズコーヒーでイベントをすると聞けば、靴下を買いに行き、どんどんROTOTOの靴下が増えていきました。

ある日インスタを見ていたら、ROTOTOのお店が東京にできるという。場所はどこかと文字を追っていくと、住所が我が家のすぐ近所!店舗がオープンするのは2月14日。2日後の出張でソウルに行く時の友人のプレゼントに、という名目で靴下を買いに行ってきました。

見慣れた商店街に、ROTOTOの看板が加わった。元々愛用しているアイテムの店舗が、近所にできることはなかなかない。お店を外から眺めながなら、こういう嬉しさがあるのかとほんわかする。

新たにオープンしたばかりのお店にはたくさんのお客様。お店に行くためにROTOTOの靴下を履いていったわけではなかったのだけれど、ちらりと見えたロゴを見て店員の方が話しかけてくれる。「これ少し前のモデルですよね。ありがとうございます!」いやいや、こちらこそ足元から気分を良くしてくれる靴下を、いつもありがとうございます。おしゃべりをしていると、レジで忙しくプレゼント包装をしている成田さんが気づいてくれた。

「以前、遊びに来ていただいたパドラーズコーヒーのイベントの帰り道に西原の商店街を歩きながら、この辺りに店舗ができたら嬉しいですよねって話していたら、とんとん拍子で物件が見つかったんです。」

近所にROTOTOさんができてくれて、嬉しいです。そんな話をしながら、自分用にも一足、今シーズン新しく発売されたという、ALLROUNDER ”2 STRIPE MERINO CREW ”のソックスを購入しました。防縮メリノウールとナイロン糸を使用した靴下。外側には摩耗に強いナイロン糸を使用し耐久性が出るように、内側にはウールがくるように編み、肌触りが良いよう設計しているのだそう。かかと部分は「Yヒール」と呼ばれる立体的な構造になっているため、締め付けすぎずかつフィット感がある仕様になっている。そして、疲れ知らずの足底のクッション感もばっちりあるソックス。

日常生活の中で足元を見る回数が意外に多いことに、お気に入りの靴下を履いている日には気づくもの。色味、ロゴ、配色、ライン。どこを取っても気分をあげてくれる靴下を、実際手に取って購入できるお店が近所にやってきた。ROTOTOさん、これからもお世話になります!

今週も1週間おつかれさまでした。2月もどんどん日にちが過ぎていきますね。

こいけはなえの気になるもの。

(毎週土曜日更新)
マネージメントを中心に料理家と一緒にand recipeという会社をやってます。とにかく旅が好き。

HPはこちら