お昼を食べにシンガポール

ニーハオ、ニホンコンです。
寒いので、あったかい国回顧録。

11月に訪れたバリの帰り、トランジットで数時間だけ降りたったシンガポール。
4時間のトランジットながらも、いい機会なのでお昼を食べに街に出よう!と入国。

オンラインで手続きしたら入国手続きが一瞬のシンガポール。の筈がパスポート番号を
何回も入力ミス。4回目でようやっと抜ける。税関のお兄さんも「やれやれ」って顔してた。

電車に乗って隣駅まで

ホントならばマーライオンまで拝みに行きたかったけれど、言うても4時間。
隣駅の「エキスポ」駅下車という、ビビりな街歩き。

両替するほどのものでもないので、ノーキャッシュで入国。地下鉄はオットさんが出張で
使っているSuica風のカードを借りる。手持ちの現地通貨ゼロで街歩きできるんだから、
便利な時代になったもんだ。

駅に着きました。まあ日本でいうならば千葉の「幕張」の雰囲気に近いかと。
展示会会場とモールだけ、以上!みたいなエリア。

いいんです。昼ご飯食べて市井の人々を眺めたいだけなので。

おお、モール入口にさっそく魅力的な「麻辣チキンクリスピー」なんて広告が!
が、異国まで来てマックは芸もないので記念写真だけ。

What’s カヤトースト

海南チキンライスでも食らおうと思っていたところ、フードコートよりも次から次へと
人が吸い寄せられるワイワイしたお店を発見。たいして無い嗅覚を存分に発揮して
「きっとここは美味しいであろう」と勝手にジャッジして並ぶ。

まずはコーヒー。覚悟はしていたけど、激甘!!おいしい店とは、シンガポール目線で
あって、スッキリしたコーヒーを、と思うのは異邦人のオラ目線なのねと理解。
郷に入ればマインドで激アマコーヒーをすする。

さて、来ましたカヤトーストセット!カヤトーストとは何ぞや:

カリッカリでサックサクのうっすいトーストにカヤジャムという名の砂糖、卵、ココナッツミルク、
パンダンリーフというハーブから作られたペーストをこれでもか!っちゅーくらい塗りまくり、
それだけならまだしも、プラスしてまーまー分厚くスライスしたバターも一緒に挟んで
食べるっちゅーもの。

ちなみに、下にある温泉卵?らしきものにトーストを絡ませて食べるのが定番らしいけど、
アジアで生っぽいタマゴを食べるというのがどうにも苦手。それこそよーく焼いて欲しかった。

お味やいかに。

どこぞの芸人さんのギャグを借りるなら「甘ーーーーい!」って叫ぶレベルの甘さ。

そして、さっき飲んだコーヒーは激アマで、このトーストも激アマ。甘さで充満した
口と喉を潤すのが激甘コーヒーという、甘いワールドからの逃げ道はひとつ。
写真下にある生っぽいタマゴという、体験したことのない振れ幅の食事。

ところ変われば美味しいの感覚も変わる。

老いも若きもこの激アマアマ定食を美味しそうに頂いている。パンより分厚い幅で
切られたバターのカロリーたるや・・なんていう健康的目線は鬼無視だし、これ1食で
砂糖1袋くらい使ってんじゃなかろうかレベルの甘さでも大人気。

シンガポールの人々の日常を垣間見れた気がしました。私は甘さでぶっ飛んだけど。

ぶらっとして帰ります

帰りはインド食材屋を横目に。知ってる。こういうのは「見てるだけが一番いい」ってやつ(笑)

また空港に戻ります。いろんな人がいて、いろんな言語が飛び交って、中国語も英語も
微妙に分からないという、不思議な国シンガポール。

短い滞在だったけれど、存分に深呼吸してきました。

飛行機の遅延でゲートが変わったりするなどで結果ウロウロさせられ待たされたりなどで
「なんだもっと街に居れたな」と思いつつ、日本とそう変わらないorそれより高い印象の
空港売店を冷やかしながら束の間のシンガポールを後にしました。

ちなみに、くだんの人気カヤトースト屋、ネットで調べてみたらまさかの東京駅すぐそばの
東京国際フォーラムにも支店があることを発見!言うならばカヤトースト界のサブウェイか!

コーヒーの甘さも選べるらしく、次はそちらで激アマトーストをブラックコーヒーで流し込むとす。

2月4日 ニホンコン

ニホンコン

(毎週火曜日更新)
北京と香港に住んでました。今は湘南に住みながら中国語や異文化の先生をしています。ちなみに3人娘のおかあさん。

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