思考停止な3日間

風邪をひきました。

年末、クリスマス直前に高熱を出して、家族新聞の進行が大いに狂いました。
週末、ずっと寝たきりで水分程度しか取れず、腰が痛くなるまで寝ていたっけ。

と、言っていたら年明け早々、また風邪をひきました。
今度は発熱せず、鼻だけ。それでもなんだか気力体力が削がれていました。

結局3連休、後半2日間は殆ど寝てました。

とかいって飲みに

どうしても会いたい友人が上京してきたので、13歳からの家族みたいな友人と
ああだこうだと話してきた。

もう、付き合いが長すぎて友なんだか家族なんだか親戚なんだか分からない仲。
お互いのキャラクターも知り尽くしているので、どんだけ取り繕っても無駄で
だいたい誰かの一言で終了する。まさに「一蹴」。

私のお悩みを聞いてほしくて、鼻風邪を押して向かったものの、学生時代と同じ
「ああ、だよねだよね、あるある」みたいなカラッとした反応。普通なら
「そんなサラッと流すなんて!」と思うところを、長い時間を一緒に過ごした
彼女たちの言葉だと、不思議とモヤッとすることなく、むしろ救われる。

そして、嬉しい話も同様。本来ならおめでとう!と祝福するところなのだけど、
ホントあんた大丈夫?騙されてるんだよきっと。うかれポンチめ、など
辛辣な言葉たちを浴びせまくる。

何かを考えて言葉を発することなんてひとつもなく、ほぼ脊髄の条件反射
みたいなレベルでポンポンと会話が進む。

旧友との時間は、ともすればいろいろ考えてしまいがちな話題や状況も
一瞬で流してしまうような時間で、いい意味で思考停止。

そして後半2日間は

寝てました。起きても申し訳ないくらいに不機嫌。

やらなきゃいけないことや準備しなきゃいけないこともあるのに、全く手が
付けられず、1ミリも進まない時間。まさに思考停止。

ああ、そういう時間もあるよね、と自分を最大限に甘やかして過ごしておりました。

よーやく8割ほど復活した現在、3連休最後に家族で大富豪をしたのが唯一にして最大の
イベント。

皆さんもこの冬、ご自愛ください。そして、無理な時には思考停止で寝てください。

1月14日 ニホンコン

ニホンコン

(毎週火曜日更新)
北京と香港に住んでました。今は湘南に住みながら中国語や異文化の先生をしています。ちなみに3人娘のおかあさん。

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