良いお年を
ども、カルロスです。
2024年もあと1日です。良いお年をって私もしれっと使いますが、これなんなんでしょう?
良いお年(新年)を お迎えください
良いお年(あと残り少し)を お過ごしください
良いお年を ありがとうございました
どれが正しいんですか?ググレカス?はい、わかりました。
さくっと振り返り
一年の終わりに、今更マニアックな宇宙ネタをブッこむのもなぁなんて途方に暮れながら、まー短めにゆるっと今年を振り返ってみようかという感じのゆるい締めくくりです。
振り返れば、災害に始まってそれに翻弄された年というのが1番の印象です。能登半島は正月からということもあって印象的であったのですが、南海トラフ(業界では”南トラ”と呼んだりしています)は東日本のあとから一番警戒されていた地震なのでついに来たかという感じでもありました。こちらでも書いたようにJAXAや行政機関への民間衛星事業者の協力が爆上がりして、来るべき大型災害を想定した、各社が連携した災害対応模擬訓練も行われたりしました。いよいよ民間衛星事業者もインフラとしての役割が期待されてきていると感じています。
種子島への聖地巡礼ができたのも印象に残っています。近くでエンジンなどを見ると改めて思いましたが、あの複雑な機構を動かすだけじゃなくて、制御するのは至難の業だろうなと思います。今年はロケット関連の印象的な事象も多かったです。H-3, H-2A が順調な一方で、イプシロン、カイロスが苦戦しています。諦めないでステップアップしてもらいたい。じゃないと我々の衛星が宇宙に行けないので… 切実です。
そうやって一年を思い返してみると、年々、年末とかお正月という特別感が薄れてきています。来月はまた新しい月が来る。明日はまた日が上る。今日できなかったことを明日はするの繰り返し。そして私ができないことはきっと次の世代がやってくれる。そうやって年月が繰り返されていくだけのような気がしています。ジジイになった証拠なのかもしれないですね。
画像は、災害繋がりなのですが、11月9日に噴火したインドネシアのレウォトビ山です。いつも使っている人の見た目と同じ配色と異なり、短波長赤外という波長を使った画像です。いつも通り火山灰が降り積もっているところはグレーっぽく、草木があるところは緑になって見えるのに加えて、山頂部分に赤く噴火の様子が見えるのが特徴です。
気になる音楽のコーナー
Das Telefon Sagt Acid (Mike Ink Mix) / Andreas Dorau
ということで年末だ!正月だ!と気負うことなく、普段よく聞く曲のご紹介でございます。四つ打ちのビートに歪んだベースと変調したドイツ語のセリフが絡んでいる音数が少ないですが、絶妙な緊張感を醸し出す名曲です。この曲もremixが結構数があるのでよければ掘ってみてください。
では、良いお年を。