大人料金⇆お子様料金。
おはこんばんちは。飯塚です。
暖かい秋だ。と誰もが言っていた10月から昨今。
15℃くらいあった時もよくあったので、「夏と殆ど変わらないじゃない!」なんて冗談言ってたのですが、今週は打って変わって冬の気温!
ロンドンも雪が降ったようです。
悲報。息子1号の足は子供サイズ卒業。
クリスマスムード一色になるこの時期、プレゼントもそろそろ考えなければならないし出費が嵩む。
それなのに、息子1号はまた
「靴買ってー。普段用の靴がまた壊れてきてる」
え?また買うんですか。
あのさ、ちょっと前に買ったばかりじゃなかった?
しかもですよ。
まだ10歳になったばかりでこちらのサイズ7(UK)ってもう私(24・5cm)より大きい!日本だと26cmです。(表紙写真の黒い靴は10歳児)
で、子供サイズ卒業!
またまた出費が嵩むー。
消費税は一律ではない。
なぜかといえば。
アイルランドの消費税、種類によって税率が変わるのです。
例えば生鮮食品は消費税ゼロ、趣向品も砂糖の量で税率が微妙に違いチョコレートだと23%、ビスケットだと13%みたいな分け方をしています。
で洋服や日用品も消費税23%、高いでしょう。全然「贅沢品ではないはずの」キッチン用品なども23%も課税されるの、いまいち釈然としない。
スーパーで週に一度まとめ買いをするのだけど未だにレシートの税率を見て
「なんで??」ばかり。
ドーナツやシュトーレン、チョコレートのパンの趣向品が税率13.5%で、歯磨き粉、シャンプー、サランラップや乾電池が税率23%。
ね?ね?おかしくないですか?
例えばIKEAなどもアイルランドで買えばだいたいの物は課税23%。というわけで日本で買う方がかなり格安と感じるはず。買わないけどね。
消費税率の違いは大きい。
アイルランドはお子様には優しい社会なのか。
大人用の洋服や靴は税率23%。
対して子供服や靴は非課税。
なので、子供の靴サイズを卒業=課税、という訳で子供の成長が早いほど
「この親不孝もーん!」感が増すわけです。
子供の靴サイズは5.5まで。日本の24cm。実はヨーロッパ在住の足の小さい日本人は子供用で靴を買うと非課税でお得、という説は在外邦人の間では知られた話だったりします。
身体も大きくなる子供達。
コロナ禍の頃に「買い物ができずオンラインショッピングしか手立てがない」という事態に陥り、少し高価格帯の好きなブランドのセール時に子供服をまとめ買いする、という手法を見つけて以降ネットでポチり買いの一択。
オンラインで半額で買い、しかもデリバリーで届けてくれるのでお店に行く理由がないのです。
ここ数年、子供服のウィンドウショッピングはほぼしない。店で買うのは下着や靴下くらい。
で、成長する子供達の事を考慮してだいたいちょい上サイズを買うのだけど。
息子1号のジーンズ、子供サイズ12歳をオンラインでポチり買いして夏前に届きました。
息子1号に当てがったらちょっと大きい。あ、やっぱり10歳になったばかりの男児には丈長すぎか。
ちなみに息子は今145cmくらい。私は160cmでたぶん来年か再来年には身長抜かれるはずなのです。
という事は。
このジーンズ、私ならちょうどいい丈なんではないのか。
典型的日本人体型の私だとアイルランドで服を買うのもあまり「ピッタリ」なのがない。
長い脚の欧米人体型を羨望の眼差しで見つめるばかり。
で、履いてみたら。
本当にちょうど良かった。
そうか、これ、もらおうかな。
というか、今度から子供サイズ服を買えばいいのか。
ジャケットやフリースも私にちょうどいいサイズ。こちらでは「小柄」扱いされるアジア人、お子様サイズなんですね。
160cmは小学校6年生か。
では他の服屋もみてみよう。という訳で。先日、一人でショッピングモールの映画館で映画を観る際に、ついでに服屋で「子供サイズのジーンズを試着してサイズがあえば買おう」
と意気込んで行きましたが。
ZARAもNEXTも女の子12歳用ジーンズ、キッツキツで太ももまでしか入りませんでした…。(心が折れたので写真は何も撮ってません。)
ま、そりゃそうだよな。
ちゃんと目を覚そうよ。腰回りが細い女の子達が着ているジーンズを、出産し加齢で体型も変わったおばちゃんが着るなんて図々しいにもほどがあるわ。
と、自虐的に突っ込みました。
ま、でもお気に入りイギリスブランドのジーンズは子供サイズで履けるんだから良いではないか。
息子の靴が大人料金になったけれど、私はこれから洋服は子供料金にさせてもらい節税します。
ヨーロッパを旅する「普通サイズな日本人」の皆さま、安価なお子様料金をご利用ください。