聴いて、喋る

私は何の人かといわれると、中華の人と表現することも多いのですが、
実はコミュニケーションも得意分野。数年前、コーチングの資格を取りました。

コーチングって何ぞや

クライアントさんと銀座で会いました

コーチングとは、こ難しく言うならば「自発的な行動や目標達成に繋がる気づきを促す
働きかけ」を指し、傾聴と対話を用いて、相手の中にある課題や答えを引き出すことです。

教える=ティーチングをメインとして中国語を教えていた時、講師としてこれ以上の
伸びが見えなくなった時、与えるのではなく、その人の中から引き出すコーチングに、
いたく興味を持ったのが始まり。

コロナを挟んでカメの歩みのように数年に渡って学んだコーチングは、「相手をよく見る、
聴く、質問する」ことにより「相手が考える、答える」。この至極シンプルなサイクルを
回すことにより、その人が自分で考えを整理しながら、目標に向かう道しるべを、自分で
設定していくのです。

こうやって文字にすると分かりにくいし、カウンセリング?とかスピリチュアル?などと
色々言われたりするのですが、全くそんなこともなく、壺も水晶も売りません(笑)

人生激変する人が身近に

ちなみに私のクライアントさんで、4年前からずっとセッションを続けている方が
居ます。

プライベートなのであまり詳しくは語れませんが、海外に住んでいた彼女は
4年前に初めて会ってから、少しずつ少しずつ行動しながら自分のキャリアを確立し、
住む場所を変え、など、あの時夢物語みたいに語っていた理想の生活を歩んでいて、
今なお変化の途中にます。

今年に入って銀座の喫茶店で「こんな日が来るとは」と笑いながらコーヒーで乾杯。

クラシックでゆっくり話せる喫茶店

私が何かそそのかしたワケでは全くなく、8割聴いて質問していただけ。
彼女の言葉を借りるなら

「モヤモヤして動けなかったけど、コーチングで自分の気持ちを話して整理したら
やることが明確になったんです。だからタスクをこなすようにひとつずつクリアして
いたらここまで来ちゃいました」と。

すごいや、コーチング(笑)。コーチである私が一番その効果のほどに驚いています。

聴くのもいいけど、話したい

美味しいものを食べながら話すのもいい時間

聴くに徹すると、自分も話したくなります。最近では、コーチ友人に話を聴いてもらって
自分が8割話す番になる。そうすることで、「おお!そうか!」となんか閃いたり、
気づいたりする自分に感動。

また先週は佐藤の台所と久々吉祥寺で合流。学生時代にラクロスで一緒に汗を流した仲で
今や2人とも母となった現在、香港式飲茶をつつきながら、子どもの学校や部活など、
思うことを交互に話したり聴いたり。こちらは5:5という、ほどよいバランスで、
言いたいこと言えて面白いこと聴けた大満足な香港ナイト。

聴いて、喋る。

私にとって大事にしたいコミュニケーション。そして、コーチングおすすめです。

11月12日 ニホンコン

追記:飲茶も美味しかったけど、この焼きそばがガチ香港すぎて店ごと連れて帰りたかった(笑)。

ニホンコン

(毎週火曜日更新)
北京と香港に住んでました。今は湘南に住みながら中国語や異文化の先生をしています。ちなみに3人娘のおかあさん。

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