青春とハンバーグ。
学園祭に続いて、体育祭のあった子ども。
私は仕事で学校に行くことができなかったのですが、体育祭を見に行った同じクラスのママ友が写真を送ってくれました。
「めちゃくちゃ暑かったけど、みんな頑張ってたよ〜。クラスの大縄跳びの前の写真、青春!」
ここ連日、秋とは思えない暑さが続いていて、予行練習の日も子どもの肌が真っ赤になっていました。「体育祭おつかれさま。夜ご飯は家で食べる?外で食べる?」とLINEを入れると「外で食べてくる!」とのこと。それならばと、私は仕事終わりにオムライス。スフレのオムレツがのったオムライスは、子どもが大好きなメニュー。また一緒に食べにこよう。
結果はどうだったのかを聞いてみると、全チームの中の2位だったそうで、友達たちと焼肉で打ち上げをしたようです。赤組だった息子は、スプレーで髪を赤く染めて帰ってきた。シャンプーをしても、まだほんのり赤いスプレーが残っている髪の毛を見ながら、これも青春だねぇと、母はニヤニヤしておりました。
体育祭のあとは3連休。吹奏楽部、軽音楽部で一緒の友達3人で松屋の夏の定番メニュー「うまトマハンバーグ」を作ってみる会をやるとのことで、友達が遊びに来ることになりました。母は初耳のハンバーグ、子どもたちの間で大人気のメニューだったようで「うまトマ」ファンの3人でまずは試作を行い、うまくいったら、他の友達も招いてうまトマパーティーをする予定なのだそうです。
レシピを見ずに想像でソースを作ってみるんだそう。果敢に挑戦する姿勢。いいねいいね。ハンバーグは冷凍のものを買ってこようかなと思ってると言うので、それならハンバーグはママが作っておいてあげるよと伝え、ハンバーグの準備をしていると一人友だちが先に到着。せっかくだから、ここからは子どもたちにバトンタッチ。玉ねぎ・マッシュルームのみじん切り担当、フライパンで野菜を炒める担当と役割を分けて、手を動かしてもらいました。
さすが、高校生。玉ねぎのみじん切りもサクサク。中学生のときは、少し危なっかしく見ていた気がするのだけれど、もうばっちり安定感がある。「料理はやるほうなんです。」友だちもおうちでよくお手伝いをしているようで、左利きの包丁捌きが素晴らしい。
羽釜でご飯を炊いて、オーブンにハンバーグを入れたところで、もう一人の友だちが駅に到着したと連絡が入り、二人はお迎えに出発。トマトソースを作るために、トマト缶も買ってくると張り切って出かけて行きました。
戻ってきた子供たちに3人分のエプロンを渡し「楽しんでね〜!」と声をかけ、私は買い物に出かけました。ソースを作る過程で、どんな会話をするんだろうと、ドアに耳をぴったりひっつけて、こっそり話を聞いていたいところでしたが、そこは我慢。しばらくするとおいしそうにでき上がったうまトマハンバーグの写真が、子どものインスタにアップされていました。写真の様子からは成功した様子。思った通りの味になっても、ちょっと何か足りなかったとしても。3人で「砂糖足してみる?」とか「あと少しだけニンニクを入れよう」とか、みんなの味覚を合わせて出した答えは、特別なおいしさになったはず。初めて作ったうまトマハンバーグ。この先何十年も特別な料理になること間違いなし。
母の脳内では、朝からずっとSUPER CARの「AOHARU YOUTH」がリピート中。そういえば、今の高校生たちが「青春」をイメージした時に、一番に浮かぶ曲はなんなんだろう。
あとで、ハンバーグの感想と一緒に訊いてみよう。
あっという間に9月も終わりですね。アオハルユースの果ての方にいる母ですが、2024年が良い1年だったと思えるように、あともうひとがんばりしなければ。
連休はゆっくりお過ごしいただけておりますでしょうか。季節の変わり目、みなさま体調をくずさぬようにお気をつけくださいませ。今週も1週間、おつかれさまでした!