祭りのおわり
高校生の息子の初めての文化祭が先週末に終わり、続けて体育祭があった今週。
文化祭があった週末は大きな台風が近づいていて、雨が降ったり止んだりの荒れ模様。
打って変わって体育祭の日は、ギラギラの太陽が照りつける灼熱の一日でした。
イマドキの高校生を目の当たりにしまくり、目を細めては胸アツが止まらなかったこの夏の終わり。
青春のお裾分けをたくさんもらっちゃってありがたい限りです。
各クラス廊下にある灰色のロッカーを取っ払い、教室の外の壁を展示のテーマのイメージで装飾。
1、2年生はゲームやお化け屋敷などのクラス展示、3年生は演劇(上演時間80分)を行うのが慣習の日本一と呼ばれている文化祭。
噂には聞いていたものの、どのクラスの展示も大盛況で入場待ちの長蛇の列…
演劇のチケットは前もってとれていたもののファストパスを取りそびれたため、息子のクラス以外のクラス展示はほとんど見れず。結果1つお化け屋敷に入れただけ…って、ここは人気テーマパーク?!
来年はちゃんと作戦立てて挑もうと心に誓うのでした。
文化祭実行委員の息子は、当日体育館のステージの照明係で忙しく顔を合わせることはできなかったけれど、その仕事っぷりはしかっりこの目に収めました。
この精神はイマドキじゃないのかもしれないけれど、とにかくなんでも「みんなでやる!」
企画、デザイン、設計、美術、衣装、設営、映像、宣伝、事務仕事、予算管理など…各自が得意なことを生かしながら、1年生は入学した春から、2、3年生は昨年の文化祭が終わった次の日から1年かけてクラス全員で準備する。そのため3年間クラス替えはなし!
そりゃあ色々起こるのは想像がつくわけだけれど、大人は一関与せず、高校生の色んな気持ちがぶつかりまくって完成したものだと思うと、それだけでいちいち感無量だったり。
何かと効率を求めがちなこのご時世、たった2日間の文化祭にこれだけの労力と時間を注げる高校生たちが羨ましくなりました。
そんな文化祭とは打って変わって、一発勝負の体育祭!
各クラスお揃いで作ったTシャツにハチマキ姿。
応援団のカッコいい応援合戦に始まり、実行委員の生徒主導で実にサクサク進むプログラム。
印象的だったのは、好き勝手自由にやってるように見えて、いざとなれば誰ひとり手を抜かず全力だったこと!
これは余談だけれど、私が高校生だった頃、陸上部だったにもかかわらずケガ防止のために顧問の先生から思いっきり走るなと言われてつまんなかったなぁ…
そんなこと思い出したりもした、暑すぎて熱すぎる一日でした。
「祭り」のプログラムを終えた子どもらは、その後も後夜祭でもうひと盛り上がり!
で、終わらず打ち上げ三昧~
仲間との距離もグッと縮まり、憧れの先輩もできたようで何より。
いいもんいっぱい見せてもらって、親も一緒になって盛り上がった「祭り」がやっと終わりました。
うちの子曰く、これからは行事なしの「暗黒期」が待っているらしい…笑。
とりあえず、これからちょっとは勉学に勤しんで下さいませ。
楽しかった反面、残暑と祭りのイレギュラーな毎日に疲労困憊!
そんな今週の献立日記です。
今週もおつかれさまでした!