母娘、台湾2人旅
ニーハオ、ニホンコンです。
「いつか行こう」の母娘旅、行ってきました。
「その『いつか』はいつなんだ?」
いつか行こう、を「いつ行く」に変えるのは、「ヤル気本気元気」。これに限る。
「いつでも行けるだろう」と思っていたら「いつまでも行かない」。
母が元気なうちに、ぐっとヤル気を出して予定を調整して、行くモードにスイッチを入れる。
たった数日間だけなんだけど、家を空けることとか、仕事を一旦脇において離れるという
私にとってもチャンレンジだった旅。
まだうまく整理できていないというのが正直なところだけれど、数多のチャレンジを超えて
尚、お釣りがくるくらい、いい時間だったなと。
これを親孝行と言ってくれるのなら、スタート地点と呼んでくれ
今回の旅話をすると、「サイコウの親孝行!」と言われるのだけれど
それ言うなら
「これを皮切りに」と言い変えたい(笑)
もはやセミが土の中にいる期間よりも遥かに長い17年という年月、今か今かと
待ちわびた母と私としては、もう、土の中時代に蓄えたターボエンジンでどこまでも
行ってしまえるくらいの情熱は、ある。
足が痛いという割に、空港のイミグレや搭乗手続きでは小走りで向かい、娘の私を置き去りに
してまで最前列に並ぼうとし、かと思えば飛ばしすぎて食べすぎで体調を崩して弱気になったり
と、振れ幅大きめの母の行動ではあれど、それに付き合いながらの数日間。
それでも母にとっては数年ぶりに海外に出れたこと、付き人(私)のエスコートと
通訳と荷物持ちがあったのは心強かったのではなかろうか、と勝手に思っている。
今回、地元に住む姉はお留守番だったのだが、何か見ても食べても「次は連れてこなきゃ」
「次は一緒に」と母が言うので、きっと第二弾とか言い出すかな?と予想と期待をしている。
一連のあれこれこそ、母にとっての「ハレ」であり、刺激なのだ
スーツケースをひっぱりだす、家のワンちゃんをペットホテルに預ける手配をする
荷物をあれこれ詰める、前日に我が家に来るまでの切符を買う、ターミナルの搭乗口
を調べてYoutubeで予習、などなど、前日までほぼ手つかずで忙しくしていた私とは違い、
母にとっては
「台湾にまつわる全てのあれこれごと」
が旅行であり、「ハレ」であり、一大イベントだったのではなかろうか。
そんなハレを演出するのも、娘だからこそできることであり、できるのであれば
何度でも彩らせてもらいたいと思うワケだ。
なーんて、こんな風にツラツラと書いているのだけれど、本音としては
私の日々のかあさん業務である「掃除洗濯家事子ども」から離れた開放感たるや!
普通の旅の軽く10倍自由。子どもたちのピイピイに付き合う日々を思えば、
大人の母1人を気遣うことくらいなんてことなさ過ぎた。
近いうちにまた、合法的親孝行という名のリフレッシュアゲイン、したいものです。
「次はいつだろう」
早くもそんなことを考えております。
7月23日 ニホンコン