Who is サザエさん
どちらかといえばサザエさん。
ニホンコンです。
わりとソソッカシイという自覚があります。苦手なのは、コンビニのコピー機。
「ほぼ」忘れる。
これまで幾度となく子どもの成績表やら、毎年恒例の家族新聞の原本をガラス版に
置き忘れ、その都度お店に電話して取りにいくという、プライベートだだ漏れな
やらかしをしております。
昭和ぶりっこ風に言うならば「ドジっ子ちゃん」なのだけれど、それを軽々と越えてなお、
上にいる人がいた。
この人。
長年の友であり、ピラティスの先生である、のんちゃんことノリコ先生。
2つ以上の荷物を手に持ったら最後、間違いなくやらかします。
本人は覚えていないけど、私が覚えているエピソードといえば、
かつてお互いの通訳時代、ホテルに宿泊した際、やれ鍵がないだの、
朝食券がないだのと騒いでいた。
去年の今頃、一緒に大阪に行ったときも、改札で財布がナイナイ大騒ぎしたと
思ったら、私のカバンから出てきたという引田天功ばりの手品まで披露してくれた。
(無意識で入れていたらしい)
今回も大いにうっかりしていたらしい。
「よそ様のスーツケースを持ってきてしまった」んだとか。ビビる!!
そして、この間違えちゃう感覚がちょっとナナメ上だったので、以下やりとりをご紹介。
(ここからはニホンコン「二」、のんちゃん「の」でお送りします)
二:「ああ、わかるわかる。スーツケースって似てるの多いし、同じブランドだと
間違えるよね」
と一瞬同情するが
の:「いや、ブランドも違うやつなの」と。
いやいや、それ老眼です!で済む話じゃない。
二:「じゃあどこで気づいたの?」
の:「家に着いてから鍵が付いてるのに気づいてさ」
ああ、そこね。と、思ったら違った!
の:「何で鍵が着いてるんだろう?って不思議に思って。誰かが親切で取り付けてくれたのかな?
すごいサービスだなって思ってさ」
いやいやいや、そんなことあるワケないじゃん!怖い!怖すぎる。
サービスで鍵つけるなんて、誰が?!付けられても暗唱番号知らないし!
もはや発想がドジっ子ちゃん通り越して、ホラーの域。
これ、鍵が付いていなかったらどのタイミングで気づくんだろう。きっと彼女のことだから
「わーこのブラウス見たことないけど可愛いな♡」「このお土産のクッキー美味しいな♡」
といってウキウキしながら荷ほどきしちゃいそうな気がして怖い。
結論をお話しておくと、気づかずにブラウスを着ることも、お土産を食べることもなく
スーツケースは無事本人の手元に戻り、彼女も自身のスーツケースをピックアップできたと。
間違え「られた」側の方に、話を聞いた私も同情。どうかその方のその後の旅が
素敵なものであったことを願うばかり。
さあ、ここから彼女の「そのドジっ子、どげんかせんといけん」会議。
の:「赤いリボン付けないとダメだね」
って、この発想がすでにチープ。そのおっちょこちょいのうっかりさんが、
赤いリボンで対応できるとは思えない。
第一、赤いリボンのスーツケースなんて山ほどある。何なら私も付けてた時期がある。
きっと彼女のことだから「わー!きれい♡きっと私のだわ!」といって
いっちばんキレイな赤リボンが付いてるカバンを、何の疑いもなく持ち帰るに違いない。
ヒョウ柄にしよう、とかレインボー、とかいろいろ考えたのだけれど、ふと思った。
そもそもの話、何色のスーツケースだったんだろう、と。
聞いてみると「濃紺」と。
そこ!それが最初の間違いだ!
普段から、バルセロナの太陽の如く、綺麗なオウムみたいな色のウェアを身に纏う彼女。
なのにスーツケースが濃紺て!何故そこだけコンサバ!!
次はオウム色のきれい色のスーツケースで間違えずに来日してほしい。
2月20日 ニホンコン
追記:私もやっぱりうっかり。先日のんちゃんことノリコ先生ワークショップのオフ会で
最後「皆さん忘れ物なきように~私最後確認しますねー」って言った自分が、
ヨガマット忘れました。(原宿で働く友人に連絡してピックアップしてもらう顛末)