今年も寒川さんへ
ニーハオ、ニホンコンです。
去年の今頃も同じようなことを書いていました。ハイ、寒川神社です。
今年はしっとり曇り、からのパラっと雨。
毎年恒例、厳かな場所です。
12月のド平日なのだけれど、なかなかの人。
今年もこのキレイなお姉さん2人を引き連れて、いや引き連れてといったら桃太郎みたいで
失礼だな、一緒にやってきました。
ひとりは、子どもたち曰く、「ママのお友達の中で、ママのお友達じゃないみたいなキレイな人」
という美奈子さん(失礼な!)。
個性派だらけの友人の中では、正統派な美しいお友達。
もう一人がこちら。
花園まりこさん(勝手に)
我が家では、その麗しいエピソードなどから勝手に「花園まりこさん」と名付けられている。
「お写真とりましょ♡」や、「あら、この車、どちらからいらしたのかしら」などと
言葉の端々がとっても美しい。
この方、「美しい」という形容詞にいたく反応なさるので、このように形容してみましたわよフフフ。
毎年こちらでご祈祷してもらい、お札を頂くのが恒例行事。いつも心穏やかにして
一年の振り返りをしながら自分の名前を読み上げてもらうのを待つ・・はずなのだけど
無理だ!
毎回他所さまのお願いごとや個人情報が気になりすぎる。
「昭和8年~」→え?それっておいくつ?私が昭和〇年生まれだからえっとー・・(雑念)
「住所アメリカ合衆国~」→え?どなた?この中にいらっしゃる?(薄目で探す)
生年月日、住所は毎年恒例なのだけれど、今年はことさら具体的だった。
「願いごとは職場の人間関係~」→え?そんな具体的なお願いにしていいの?だったら
娘の成績が3が4に、4が5になりますよーにって言えばよかった!ってか、数あるお願い
ごとの中でそれを真っ先に挙げるって、相当悩んでいるのかしら(邪念&心配)
「志望校は〇〇大学で~」→えーー!そこまで言っていいの?!私神様じゃないけど
聞いちゃったよ、大丈夫?でもあと少し、頑張って!(もはや母親目線)
ダメだ、今年も聞き耳立てすぎて皆さんのお願いを一生懸命聞いてしまった。
ちなみに花園まりこさん、お参りが長い。夕飯のメニューでも相談してんじゃないか?
と思うくらい、ずーっとそこにたたずんでいました。
神社って何じゃ?
寒川神社、毎日本当に沢山の方が訪れて、こうしてご祈祷をしたりお参りしたりしているんだなと。
寒川の神様は誰の願いから叶えていくんだろう?とふと考えたのだけれど、きっと神様が叶えて
くれるのではなく、穢れのない場を整え、そこにずっと「在る」というのが神社の在りかたなのかと。
私たちはそこに1年に1度訪れて、一旦心を静めて、自分に向き合い、己を反省したり賞賛したり
しながら、来年の願いごとを掲げることで、要らないものを落とし、次に向き合える、その
気持ちをつくるところなのかな、とも思ったり。
え?そんなこととっくにご存じ?もしかしてサンタさんの如く神様信じてるワケ?と
言われそうですが、
「ええ、そうですけど何か?」です。
「今年のよごれ、今年のうちに」というマジックリンか何かのCMがあったけれど、
まさにその通りで、今年の雑雑した思いは全て寒川とその後のおしゃべりでおいていき
気持ち新たに来年に向かえそうです。
と、年末モード満載なのですが、まだサンタさんを信じてる小学生がいる我が家、
「サンタがくるよ~♡」モードでクリスマスまで過ごします。
12月19日 ニホンコン