宿題やったか?!

おはこんばんちは。飯塚です。

なんと、今日で8月最終日とは。

夏休み最終日な人も多いのではないでしょうか。

世間一般的に「夏休みの宿題に追われる日」とされてますが、私の出身地の東北は夏休みが短く8月25日から新学期が始まってました。

前も書きましたがアイルランドは夏休みの宿題はありません。二ヶ月間、お休み。

悪天候だったこの夏は余計に長く感じたし、男児たちも喧嘩が絶えず特に最近は始業を指折り数えていたほど。

息子達の学校は8月30日に始まりました。

ヤッター!

夏休みの終わりは我が家のボートも停めている船着場で「蟹釣り」とにかく簡単で20分くらいで30匹も釣れました(キャッチアンドリリース)。

宿題はないけれど、やらねば。

さてさて、「宿題がない」とはいえ、我が家なりに課題はあったこの夏。

それぞれ、真面目に書いたら問題山積みで延々と愚痴れるのですがダイジェストでまとめてみると。

息子1号の漢字の勉強。

昨年の一時帰国で日本の小学校に体験入学した息子1号。実はまた10月から始まる後期に日本の学校に行く事になっており、そのために漢字だけはコツコツとやってますが。

日本からアイルランドに戻って二ヶ月何一つ勉強しなかった「空白期」が祟って、かなり遅れをとっております。

息子曰く

「体験入学の間に覚えた漢字は覚えてるけど、アイルランドで勉強してるのはなぜかできない」

で、本当に何日もかけて書き続けてもなかなか頭に入っていかない。

というのも毎日漢字や日本語に触れる時間は、この勉強をしている15分間だけ。他には読み書きしないのですぐ忘れてしまう。

また、これは本人からも指摘がありましたが、例えば「北」の意味が英語のNorth とインプットされてないので意味をわからずに漢字だけやってると覚えられない。

本人3年生なんですが、いまだに小学2年生の漢字をやっている。もうすぐやっと3年生に着手できるけど…。進まなすぎてため息しか出ない。

漢字の読みがたくさんあるのも理解不能。これに関しては愚痴と問題点ばかりで親子共々くじけそうなのが実情。

怒ってもいいこと一つもないし、やるしかないので

「頑張ってるけど頑張れ」

とだけ毎日言いながらドリルをやってます。

40代って息を吸っても太るよね?

基本的には万年ダイエット状態ですが、近年の体重増加は目に余る。

産後太り、中年太りというのか。

代謝が落ちるってこれか、と痛感するし、なんなら40代後半には水も空気もカロリー加算されてますよね?などと被害者面すらしたい今日この頃。

昨年の日本帰国時に撮影した子供達の七五三写真の自分の姿など見るに耐え難くプリントする気にもならなかった。

で、2月から日常生活にジョギング、筋トレ、食事制限も取り入れ、なんとかお腹周りの浮き輪肉は一個取れ、埋もれてた鎖骨と腰骨は若干発掘出来たけれど。

2012年、世界旅行中にイタリアのベニスでフルマラソンにも出場して完走しました。またいつかフルマラソン出られるくらいに脚力鍛えたい。

「目標体重」ゴールに辿り着くのはいつだろう。

ま、あの為末さんも「ただ走っても痩せられません」と言っていたので、これはマジメにジムに行くしかないのか。

なんとか効率よく痩せないものかなぁ。

引き潮でこの日はイマイチだけど、こんな景色を見ながら走れます。対岸はあのタイタニックが沈没前に停泊した港です。

実はケーキ作りを極めないといけないのだ。

来年に新たなプロジェクトを抱えており、ケーキやお菓子作りに真面目に取り組まないといけない。

わかっているのにイマイチやる気にならなかったのは「電気代の高騰」と「ダイエット」

電気代の請求が月に10万もする、なんて話ばかり耳に入るものだから不要不急にオーブンを使わないようにしていた。

更にダイエットしながらお菓子作り、それは平和を願いながら核兵器作ってるくらいな矛盾。

でも、やらなきゃ。

やっと7月くらいからまたシフォンケーキやスコーンを焼いたり。

スコーンはいわゆる「腹割れ」が大事よね?
日本人の人と会うので作った抹茶シフォンとあんこ。あんこは基本的にヨーロッパ人には不評なので日本人にしか出さない。

コーヒーゼリー作ったり。

コーヒーゼリーは日本由来だったはず。こちらは結構アイリッシュでも気にいる人がいて何度か作っている。

ムトウさんも極めたプリン

もまた作らないとな、なんて思いながらも実は数年前にハマって作っていたプリン。

アイリッシュには受け入れられず心が折れて以来すっかり及び腰に。

2017年頃、ちょっとハマって作っていたプリン。パーティに持っていっても「ナニコレ?」とほとんどの人が手をつけず、半分以上持って帰ってからは二度と作る気がしなくなった。ちなみにこの料理本は「フランスのおばあちゃんの料理を習おう」というもの。日本のプリンはフランス由来?

アイリッシュは基本的に「食べた事ないもの」は「気持ち悪いもの」認定しがちで手を出さない。

ちなみにプリンはスペインとフランスには存在するのでスペイン人とフランス人は好きなのです。

キューバのハバナの街角で売っていたプリン。固さもカラメルの濃さもちょうどよくてとっても美味しかった記憶。

シフォンケーキはとりあえず終了。

スコーンも大丈夫そうだけど、また違うレシピも試してみよう。

あとはスフレチーズケーキとキャロットケーキ、今までも何度か作ってはいるけれど、まだ自分が納得する形にはなっていない。

と、ここまでまとめて気づいたこと。

夏に限らず前からずっとやっている事だった…。

抹茶シフォンを極めよう月間、無事終了。抹茶の粉を入れると膨らみが悪くなるので卵白追加し、残った卵黄はエッグタルトに。貧乏性なので同時にオーブンで焼きます。

それも全部途中段階。

9月に突入しますが、更に気を引き締めなければ。

明日から新学期の方、また海外の新年度始まりの方、良き学びや出会いになりますように。

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。