ゴールが近づく。
キヨコさんのインスタで見て、ツイッターで情報を見て。
旅の相棒おかっぱこと衛藤キヨコと一緒に取材をしたCREAを見て釜山に行きましたというお客様も。
そして数年ぶりに会う懐かしい顔の友人も浅草まで足を運んでくれて、連日嬉しい日々を過ごしています。
浅草「梅と星」で開催中の「おかっぱとボブの旅とごはんの話・夏編『なべとすいか』」。本日、明日の2日で展示が終了となります。暑い中、突然の豪雨の中、ご来場くださったみなみなさま。本当にありがとうございました。
展示前に準備をしたら、あとはお客様をお迎えするだけ。という展示ではなかったので、毎日ものを作りながら、売り場をちょこちょこと動かしながら、不思議なテンションで2週間を過ごしておりました。
14日間が長かったのか短かったのか、明日搬出をした時にどちらだと感じるのか。今から楽しみでもあります。
ホストとして、満開の笑顔と全身トークでお客様をお迎えするおかっぱは、声がかすれて、クーラーのある部屋でも汗がしばらく止まらないほど、毎日全力投球。
明日が終わったら、緊張の糸がほぐれてぱたりと倒れてしまわないか。
一瞬心配になりましたが、展示の間、お断りをしていた撮影の仕事が、すぐに怒涛のように押し寄せて、ピンと貼った糸をゆるめる間もなく、忙しい毎日に戻るのだろうと思われます。
少しゆっくり眠ってくれる時間があるといいのですが。
今回、展示の会場となった「梅と星」の2階「うわのそら」を提供してくださったバンブーカット。ほぼ日時代、小池が一緒に仕事をしていた竹内順平さんと、順平さんの大学の同級生切替瑶太さんの二人組でスタートした「バンブーカット」(竹内の竹と切替の切でバンブーカット)も今や社員が10名、それに加えてアルバイトさんもいらっしゃる、伸び盛りの会社になりました。
おかっぱと準備をする間にも、20代の若いスタッフの皆さんが「おつかれさまです。まかないをたくさん作ったのでどうぞ食べてください」と言って、しそと明太子の入ったおいしい餃子を山盛り持ってきてくださったり、「原宿に新しい店舗ができて並ばずに買えたので」と、大人気のアイムドーナツの差し入れを持ってきてくれたり。元気で明るいスタッフの皆さんが、あれこれ気にかけてくださるのも、毎日とてもありがたかった。
そして、ポスターやキーホルダー、おかっぱとボブ初めてのZINEをデザインしてくださったデザイナーで作家の外山夏緒さんのおかげで、展示でたっぷりおかっぱの写真を見た後も、見ると微笑んでしまう韓国のオモニたちの日常や、いまにも匂いが漂ってきそうなジョン(チヂミ)の写真を手元に持って帰っていただけるような、おかボブ本人たちにとっても宝物になるアイテムをたくさん作ることができました。ねばり強くこちらの「こうしたい、ああしたい」にお付き合いくださって、ほんとうに頭の上がらないアイディアの泉外山さん。ZINEを手にとってくださる皆さんが、ページをめくっていて楽しいと皆さん外山さんのデザインを大絶賛でした。
SAKRAJPのリーダーぐっさんも、展示に足を運んでくれて、のどがカラカラのタイミングで、冷たいコーヒーを差し入れしてくれてありがたかった。先週、更新が遅まうとSOSを出した早朝にも、「まかせとけ!」とお知らせをさっとアップしてくれました。いつも感謝をしております。
おっと。気がついたら、YouTubeでよく見ている、韓国の映画やドラマの授賞式の挨拶のようになってきてしまいました。
「オモニ、アボジ、カンデッピョ、マネージャーヒョン、メイクのミンジ、スタイリストのナラヌナ。いつも感謝しています。あなたたちのおかげで、今日僕はこの賞を受賞することができました。そして何より、いつも近くで熱い声援を送ってくださるファンの皆様、いつも感謝しています。」この後も延々と感謝を伝えたい人たちの名前が続く。あの人の名前を言い忘れていないかな、名前を言われなかったら悲しむんじゃないか。今、まさにそんな気持ちです。
展示もあと2日。今日も明日も暑くなりそうですが、最後の2日間も相方おかっぱの「最愛」がたっぷり写った写真を1人でも多くのお客様にご覧いただきたいなと心から願いつつ、浅草へ向かいます。
ウリおかっぱ。コセンマナッソヨ。(ほんとうにおつかれさま!)
毎日たくさんのお客様にお会いできることに感謝をしつつ、浅草でお待ちしています。
真夏の終わりが近づいておりますが、みなさまよい週末をお過ごしください。