#6 どこ行ってもなんかある

こんにちわー。ムトーです。

前回は別府市の旅館 山田別荘さんをご紹介しました。
泊まりたいなあ。早く。

さて、、今回はどこにも取材に行けていないので、大分県のことを少しお話しします。
(ほぼ私見と、どこかで聞いたことの受け売りになります。)

一村一品運動

よく大分にやってくる東京在住の友人が、大分旅行中に僕に、

「大分はどこ行ってもなんかあるよね。」

と僕に言ったんです。

それを聞いて僕は「?え?そなの??? どこもこんな感じじゃないの??」という反応をしました。

でも、すぐに「そういえばそうかも」と気づいたんです。

僕自身、日本中を沢山旅してきたわけでもないから、他の都道府県と比較をできないんですが、確かに大分県は どこに行っても何かある。それは確か。

その時、何でだろう、と思いほんの少し調べました。ほんの少し。

「本当に回転したのかね?」と身元確認をしたくなるくらい、大分は回転寿司もとても美味しい。

大分県は旧国名を当てはめると、「豊前(ぶぜん)」の一部と、「豊後(ぶんご)」で成っています。

江戸時代の豊後国には7つの「藩」がありました。そして幕府の直轄地「天領」がひとつ。それと、豊前国の中津藩を加えると、現在の大分県の中に江戸時代は8つの藩と1つの天領があったのです。

この細かく藩を分けていることを「小藩分立(しょうはんぶんりつ)」と言うそうです。

これにより他の藩に負けたくない、という精神みたいなものが培われた、とも言われています。他の藩より沢山米を作ろう、とか、いいもの作ろう、とかって考えたのかな。(想像)

そして、1980年。当時の大分県知事はこの小藩分立の精神の名残を生かした、「一村一品運動」を提唱しました。

当時、大分県には58の市町村がありました。その58の市町村の全ての「売り」となる名物を作ろう、というのが一村一品運動。

地域にそれまでもあったものを磨きあげたり、全く新しく作り上げたり。
「この町といえばこれ」を作っていったのです。

きっと、それ。

大分県の隅々まで、何か見所や特産品がある。

なので、隅々まで楽しんでください、大分。

ちょっとずつ、各地の魅力紹介していきますんで。

次回はどこか取材行こう。

国宝臼杵石仏(臼杵市)

妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー

ムトーツアーズ

(隔週月曜日更新)
大分県に住んでいます。大分に遊びや仕事に来た人を案内することにヨロコビを覚える男です。