もう周回してるとか。
おはこんばんちは。飯塚です。
西の果てでは夏休みが今週から始まりました。
きっかり2か月、学校がない生活。
日本の小学校時代、夏休みに朝のラジオ体操行かされた、学校のプールに通った、絵日記をはじめとした宿題があった。しかも夏休みは1か月ちょっと。
などとアイリッシュに話すととても驚かれます。
去年、日本の小学校の体験入学をとても楽しんだ息子1号でさえ、この時だけは
「日本の小学校じゃなくてよかった」
などと言う。
アイルランドは宿題もないし、完全にお休み。
親が9月から始まる新学年前に足らない教材、または制服買い替えをするくらい。
とはいえ、この長い休みは親にとっては悩みのタネ。
大抵の人はスペイン、イタリア、フランスなどで休暇を過ごす。
何度か書いてますが、アイルランドの国土は北海道と同じくらい。
南欧に飛ぶのはそれこそ北海道から関西、四国に行くような感覚です。
しかも、同じユーロでも物価が安いし食べ物が美味しい南欧。
周りの人達からそんな休暇予定を聞きつつ、我が家はまた秋の日本一時帰国を計画中のため、近場で夏休みを過ごす定番な夏。
休暇以外だとまたサマーキャンプといって、図画工作、ダンスや音楽、スポーツ、自然、LEGO、コンピュータ、などと様々な分野の習い事教室に通わせるのも主流。子供の興味に合うものを申し込みます。
時間や料金なども様々。
で、今週我々は月曜日から金曜日まで我が家から車で5分のビーチで水難事故防止の水泳教室に参加中。
去年は学校のスケジュールと合わず参加出来なかった為、2年ぶりの参加です。
水泳教室自体は30分。男児達は1時間違いでクラスがあるので滞在時間は約2時間。
ピクニック用のパン、ハム、チーズ、ポテトチップス、ビスケットなど持参します。
ピクニックといえば、どこにでも売っているこのオレンジジュース。
普段は子供達のランチにジュースはあまり持たせず水を飲ませるようにしていますが、先日学校の運動会の際にこのジュース持たせました。
今、こちら全て紙ストロー。ただ、これがたまに使えなかったりするので、日本から来た不二家ネクターに附属していたプラスチックストローを保管しておき、ランチボックスにここぞとばかりに一緒に入れました。
運動会の後、5歳の息子に
「ジュースにプラスチックストロー使った?それとも紙ストローで大丈夫だった?」
と聞くと、息子は顔を輝かせて
「プラスチックストロー使った。友達に「日本はすごい国だね!日本好きだ!」って言われたよ」
「え?なんで?どういう意味?」
「プラスチックストローあるんだよ日本は。アイルランドは紙ストローしかないけど。」
更に続けて
「Everyone said Japan is super cool!!」
プラスチックストローだけで日本スゲい!とか。
5歳児だと記憶にないプラスチックストロー時代。
子供達の話はたまに想像の斜め上をいく。
まだプラスチックストローを使ってる日本は世界から遅れてるはずなんだけどもはやそれが最新鋭。
ファッションなんかリバイバルするし、Wi-Fiがあって当たり前世代にはカセットテープやCDが新鮮、みたいな話を聞くといちいち「私も年取ったなー」なんてため息つくけれど。
前も書きましたが、紙ストロー好きな人なんて聞いた事ない。
紙コップのフタはまだプラスチックなのに、なぜストローだけプラスチックにする必要があるのか。
真面目な話、今回日本に帰ったらプラスチックストロー買おうと思っています。合羽橋にあるかしら。
という訳でここまできたら日本は断固プラスチックストローのままでいいのではないか、という見解に至りました事を、現場からお伝えします。