池袋さんぽ日記、またかよ!
ニーハオ、ニホンコンです。
またひとりでウロウロしていました。池袋。
ここ、日本なんだけど、すんごい香港みたいな気持ちになるのはなんでだろう。
私がひと休みするのはこちら「沸騰小吃城」。沸騰とか城とかなんだかすごそうだけど、
いいえ、ただのフードコートです。
お昼タイムも終わってるので、ガラガラです。
席に座ると「ハイ」と渡されるこのQRコード、そうだこれがメニューだ!
ここは中国大陸全土の小腹を満たす「サクッと食べられるもの=小吃」がいろいろ。
どこの地に飛ぶか、悩むところ。
四川はだいたい外れないんだけど、その後しばらく辛さが続くのでこの日はパス。
お手洗いはこの奥。手前側の厨房と向こう側の厨房で大きな声でおしゃべりしている中を
「すんませーん、はい、通りまーす」ってすまなそうに腰をかがめて客がトイレに向かう。
戻ると、もう一品目が運ばれようとしていた。が、私のテーブルみて「あれ?ここにいた人は?
帰った?」とお皿下げようとする!居るし!お手洗いだし!ってか荷物置いてあるじゃん!
羊肉串です。間違いない。沢山の香辛料がかかっていて、何がどのくらいかかっているのか
さっぱり分からないんだけれど、美味しい。
その昔、ウイグル族の住む町、ウルムチに行った時のことを思い出す。もっと大振りで、
野性味あふれて、最後に油を切るために真ん丸のナンでくるんで渡してくれたことを思い出す。
次はいついけるかな、でもあの場所には再び行けるのかな。
酸梅湯、これはなかなかにガツーンと中国が入り込んできた。の、飲み切れないぞ。
腸粉(ちょうふん)。もち米を原料とするクレープ。南のほうは米文化なので、小麦を
あまり使わず、こういった米由来のものが多いのです。
香港では飽きるほど食べた腸粉。どこで食べても美味しいのがスタンダードだったけれど
ああ、やっぱここは池袋。エビの小ささとか、やや分厚い感じがちょっと違ったなー。
こないだ日本橋で偶然香港の方に道を聞かれ、まさかの行先が同じ三越だったということで
歩きながらいろいろ聞いていたら「香港今ダメねー、英国統治下にあった時代くらいが
一番緩くて良かった。娘たちは皆カナダとアメリカに居るから、2~3年以内には奥さんと
香港を離れるなー」なんて言ってました。
今まだビザが面倒すぎて行くのが億劫な中国大陸、そしてつまらなくなってしまったと
評判(?)の香港。どちらも訪れて今何を感じてるのか聞いてみたいなと思っているところ。