「俺のゴールデンウィーク」と表彰式
こんにちわー。ムトーです。
1ヶ月ぶりに書いてます。
4月中頃から約1ヶ月、集中してやらないといけない仕事があって。ゴールデンウィークもほぼ休んでいなくて。やっとそれから解放されたという状況です。
ゴールデンウィーク中、唯一出かけたのが宮崎県。宮崎市内まで大分の我が家から車で2時間半。僕はコーヒーが好きなので一番の目的は人気のコーヒー屋さん THE ROSA COFFEE(ロッサコーヒー)。
コーヒーもプリンもとても美味しかった。宮崎は九州のサーフィンのスポットなので、このお店にはサーファーぽいおしゃれな人がひっきりなしに来ていた。このお店の隣にはクラフトビールのお店があって、この通りがとてもいい雰囲気。またここにすぐ来たいと思ったのです。僕はサーファーじゃないけど。
宮崎は行くたびに思うけれど、方言と言葉のイントネーションも関係しているのかもしれないけど、会う人みんな穏やかで優しい。いい日帰り旅行になりました。
いわゆるゴールデンウィークで僕が丸1日休めたのはこの日だけ。
僕は「仕事が落ち着いたら俺の、俺だけのゴールデンウィークを満喫するんだ!」と心に決めていたのです。
俺のGW
そして、その仕事にキリがついて、落ち着いたある日。5月の連休が終わって10日くらい経った平日です。
僕は早起きしてJR大分駅に向かい、7時13分発の福岡行き特急列車「ソニック」に飛び乗ります。
以前も書いたりしましたが、僕の好きなもの・ことは「喫茶(コーヒー)と革靴とひとり飲み」。福岡で全部やろうと思って。次の日の予定があるので日帰りなんだけど。
福岡までも家から2時間半。これは車でも電車でも。ちなみに熊本市にも2時間半。東京に行くのも2時間半です。
ソニックに乗るのはかなり久しぶり。私用で、ひとりで福岡市内に行くのはコロナ以降なかったかもしれない。
音楽聴きながら窓の外の景色見てたらすぐに博多に到着。すぐにと言っても時刻は9時40分くらい。
僕は博多駅から出るとすぐにタクシーを拾って最初の目的地へ。
福岡の有名ラーメン店のひとつ「元祖 長浜屋」。たぶん15年ぶり。
若い頃、福岡に遊びに行って朝までお酒を飲んで、最後はここのラーメンでシメる、というのを何度かやったことがあります。
最近お店が移転したらしいんですけど、僕はもう、前はどこにお店があってどんな店構えだったかはおろか、ラーメンの味も覚えていない。ただ、僕の中で福岡のラーメンの「正解」の味、という認識。
定期的に「あー。あそこのラーメンまた食べたいなあ。」と思うんです。味も覚えていないのに。
独特の注文方法をタクシーの中でおさらいし、お店に着いたら緊張しながら実践。
カタ麺で油普通でネギ多めのラーメンが出てきた。
思っていたより麺の量が多い(普通のラーメン屋さんの1.5倍くらいの量がある印象)。味もさっぱりで優しい。こんな味だったんだ。美味しい。
朝10時に替玉をしたいお腹の状況ではなかったけれど、キャラ的に(体型的に)替玉しないのはおかしいとお店の人に思われそうなので替玉を注文(何の気遣い)。
もう、朝10時半にお腹いっぱい。
場所も味も覚えてないのに、なんだか15年前の飲み明かした朝の空気を思い出してちょっと嬉しくなりました。
バスで天神の街に向かい、ずっと欲しいと思っている革靴をチェックしたあと、一番の目的であるコーヒー屋さん巡り。
COFFEE COUNTY(コーヒーカウンティ)というコーヒーショップの福岡市内のお店(久留米に本店)。
ずっと来たかったお店。かっこいい。
コーヒーを2杯(2種類)とプリンを注文。最近、固そうなプリンを見かけると頼んでしまう。
そのあと別の行ってみたかったコーヒー屋さんと喫茶店に入ってコーヒー。
僕は本当にコーヒーが好きなんだな、と改めて思った日。
夕方になったら博多駅に戻って、博多駅の中の飲み屋街みたいなところで帰りの電車までひとり飲み。
はー、好きなことできた。明日の予定が何にもなかったら泊まりたかったと思っていたけれど、日帰りで十分満足。
ほろ酔いでソニックに揺られて大分へ。
「俺のゴールデンウィーク」終わり!
表彰式
さ、自分のことは満足した。
昨今サウナブームですね。そんな中、大分県の僕の地元、豊後大野市は市として「サウナのまち宣言」を行ったくらいサウナが熱い場所です。全国的にもメディアで取り上げられて、サウナ好きの人たちに有名なまちとなりました。
そんなサウナによるまちづくりが評価され、豊後大野市のアウトドアサウナを盛り上げている人たちの団体「おんせん県いいサウナ研究所」が今年、「令和4年度ふるさとづくり大賞」の団体表彰(総務大臣表彰)を受けました。
僕は数年前、まだ「いいサウナ研究所」も出来ていない、地域にサウナ自体全くなかった頃に、このサウナによるまちづくりの構想を教えてもらったんです。
僕は正直ピンと来なくて。地域の人が自分たちで楽しく盛り上がれるならいいかもね、くらいな感じで、聞き流したに近い反応をしました。
でも、彼らは熱意を持って、早く動いた。
大分県は「おんせん県」を名乗るくらい温泉が有名な場所。でも豊後大野市には温泉が出ない。
でもそこで、出ないことを逆手に取るんじゃなくて、豊後大野市だからこそ体感できる最高のサウナ体験があるから『あえて、サウナ』なんだ、というPRを仕掛けていく。
みるみるうちに仲間が増えて、みるみるうちに注目されていく。
雑誌やメディアに何度も取り上げられて、これまで名前を知られていなかったまちの名前がどんどん知られるようになる。
「うわ、こんなスピードで、こんなことになるんだ。」
僕はちょっと面くらいました。
そりゃ、総務大臣にも表彰されるよ。
全く無関心だった僕にも何かできることはないか。ない。
あ、あるわ。僕も表彰しよう。
ということで、彼らを勝手に非公式に表彰してきました。
大分の観光を統べる(ウソ)むトーツアーズの代表として。
僕の名(苗字)を冠した「武藤賞」創設。
大分の観光とまちづくりとかに寄与したと僕が勝手に思う人や団体を勝手に表彰するもの。
まあ、呼び出されて得体の知れない賞を無理やり表彰されたからかな。写真の表情、あんまりうれしくなさそうな、、、。ま、、喜んでもらったことにしよう。。うん。
うーん。充実の5月でした。(自己満足)
妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー