うまく言えないけど多幸感てこのことだ
ニーハオ、ニホンコンです。
スーパー幸せな1週間でした。
なんだろう、結婚式に参列したときみたいな多幸感。
友人、のんちゃんのワークショップに付き添ってました。
ピラティスの先生です
現在バルセロナに住む彼女は、現在とても人気のピラティス&ヤムナの
先生。チャーミングでオシャレで面白くて魅力たっぷりな女性。
人気者になるのは、驚くというよりも、「やっぱりな」という感じ。
今回の帰国では、大阪と東京でワークショップとオフ会をするとのことで
付き人よろしく、一緒に同行してきました。
出会いは
今から23年前、2000年インドのガンジス川のほとりで出会ったのんちゃん。
私は当時香港から、彼女はドイツからやってきて、沐浴をするインド人を
眺めながら2人でお腹下してました(ペットボトルの水が既に腐ってる)。
東京で一緒だった時代は、お互い高円寺に居を構え(偶然)通訳として塀の中
の面々(要は刑務所)で通訳したり、子どもが産まれてからは一時帰国の時に
泊まりに来てくれたり。
ある年は彼女のブラジル人の親友を連れて1週間くらい我が家で合宿状態。
遠く離れていてもずっとキャッチアップし続けてていました。
しかしまあ、この人、すんごい忘れんぼさん。旅が珍道中すぎる。
新幹線に乗ってもやれ財布がない、携帯がないsuicaがないだのと、やかましい。
挙句の果てに大阪駅で私の財布までなくなり、探しまくった末に彼女の鞄から
出てくるという、うっかりを遥かに通り越したイリュージョン。引田天功かよ!
ああ、私のミッションは無事に終了すべく伴走並走爆走することだなと。
大阪は全身水色。スタイルのいいのんちゃんが着るから似合うけど、私が着たら
間違いなくウンパルンパになるんだろうな。(分からない方、『チャーリーと
チョコレート工場 ウンパルンパ』でググってください)
ワークショップ&オフ会
今回は少人数制だったため、本当に激戦だったらしい。
タイマーをかけて時間ぴったりに申し込んだという方もいたりなど、
令和のチケットぴあ状態だった模様。
ひとたびクラスになると、のんちゃんはしっかり「のりこ先生」になる。
懇切丁寧という言葉がピタリとはまるほど、ひとりひとりに向き合い、体に触れ、
質問には真摯に受け答えをしていた。
かつてミュージシャンの時もあり、通訳の時もあり、ドイツで映画にも
出たことがあるという変わった経歴の持ち主。ピラティスを目指した当時、
「なんていうか、ノリみたいな仕事じゃなくて、もう少し実用的な何かを」
と語っていたのが、十年以上経ってこうやって実を結んでいることに、友人として
ちょっと嬉しくて泣けてくる。
レッスン後に開催されたオフ会、実は前日まで構成に悩みました。相当。
盛り上がらなかったらどうしよう。ポツンとする人が出てきたらどうしよう、
など、結局新幹線の中から夜寝るまで、口を開けばオフ会の話してました。
が、すべて杞憂。杞憂どころか、放っといても大丈夫なくらいだった(笑)。
皆さんほぼ初対面同士にも関わらず、よく喋ること、喋ること。
あの悩んで迷った時間は何だったんだろか?
あ、「類は友を呼ぶ」これアルね。
たとえ普段バルセロナと日本という距離がありながらも、スマホやPCから
醸し出される空気や思いは、Youtubeで、またはInstagramなどでも十分に
伝わっていたんだなと。
だから、そこに集う人たちも「間違いない」のだ。とても気持ちのよい人
たちばかりで、全員似たようなチャーミングさを身にまとっていたな。
そして、のんちゃん同様、軽くぶっ飛んでた(笑)。
テーブルを回る主賓のタイムキープをしながら、私もお喋りに花を
咲かせたりテーブルを急かしたりと動いていました。(私は本職が
研修講師ということで、時間を見ながら進行をするのは割と得意です)
「いい時間だったな」
たぶんそこに居合わせた人全てが、こんな気持ちになってフワフワして
いた(いる)であろうと勝手に想像し、ああ、これを「多幸感」て
言うのかな、なんて思ったり。
あの時の幸せな時間を忘れてしまわないように閉じ込めておかなきゃと、
こうして思い出とその時に感じたことを書いているのです。
最後に彼女が言ってたのが「やりたいことがあったらやってみようよ。
上手くいくいかないじゃなくて、とにかく一歩踏み出してみよう」と。
50の誕生日にオンラインサロンをオープンしたのんちゃんの言葉は、
たいそう重みがあって、力強く、その場にいた人すべてに沁みたであろう
エールだった。
旅で袖触れ合った友人が、こんなにも長く続き、こんなにも間近で
活躍している姿を見られ、ただただ刺激受けまくり。いい時間だったな。
millions of thanks and see you soon.
3月7日 ニホンコン
追記:大阪でクールダウンがてら飲みに行ったら、隣の大学生とおしゃべり
しだしたら止まらず、気づいたら2:30am!いくつになっても、どこに行っても
私たちは旅人のようにいろんな人とおしゃべりする日々でした。