あたたかい人々。

海の街から海の街へ。福岡の翌日に釜山にやってきました。ある媒体のお仕事で釜山とソウルの各所を取材中。今回はとってもありがたいことに、旅の相棒・衛藤キヨコとのお仕事です。気楽に旅をしている時とはぱきっと違う顔。「こんな感じに撮れています」と時折見せてもらうキヨコの写真にう〜んかっこいいとうなりつつ、次の場所へ移動。ソウルに住む友人・ダソムにもたくさん助けてもらいながら、ひとつひとつの取材を終える。あと数日残るソウルでの日々も、無事に終えることができますように。

釜山でもソウルでも。人のあたたかさに触れる瞬間の連続。このあとの文章でどれだけそのことを伝えることができるのか、緊張感があります。その緊張感は悪いものではなく、いい緊張感。また今日もひとつ、大切な場所の取材に行ってまいります。今日のSAKRAは、歯に何かが挟まったようなことしかお伝えできずなのですが、ぜひご覧くださいと胸をはって言えるようにがんばらないと。

昨日の取材終わり。近くでコーヒーを飲んで帰ろうとふらっと入ったホンデのカフェの前に、偶然大好きなアーティスト「ソヌジョンア」さんの事務所がありました。思えば横のテーブルでコーヒーを飲んでいた人たちもアーティストのようだったね、と取材を手伝ってくれているダソムと話す。ソヌジョンアさんのあたたかい歌声が頭にくるくる鳴り続けて、ホテルに到着してからも心地よく深い眠りにつきました。

昨年末に訪れた時よりだいぶあたかかくなったソウルは、旧正月を迎えます。

みなさま、どうぞよい週末をお過ごしください。