再会を再開する
ニーハオ、ニホンコンです。
今年の新聞に書いた、我が家の宣言「再会を再開する」。
お正月はいろんな再会を再開してきました。
まずは夢の国。
ずっと長いこと家族で行っておらず、そうこうしている間に家族で行くこと
なんてなくなってしまうような気がして、慌ててチケットを取ったのが昨年末。
が、オットさんシンガポールの出張が長引いて帰国が伸びてしまい。
チケットを取ろうにもクリスマスシーズンの12月は全て売り切れ。
怒りに狂いまくる子どもたちにドン引きしながらも、とりあえず一番早く
行けるところ、というところでお正月早々行ってきました。
3人娘を連れて行きましたが、早々にトラとウサギと犬の3匹にトランスフォーム
しており、憧れのキャラクターに再会してきました。
弾丸帰省
これもまた、コロナ以来の3年ぶり。
これは父企画のくじ引きお年玉。毎年ヒモだとかくじだとか現金つかみ取りだとか
よくもこんな一瞬のために必死になるもんだと思うほどのネタを仕込んでくる。
毎年老いてる筈なのに変わらず元気な父。大爆笑の渦に全員を引きずり落として
夜中まで一番元気だった。
こちらは1900年生まれ、97歳で大往生した祖父の宝物。
引き出しにしまってある祖父のキセルや懐中時計を出しながら思い出話に花を咲かせる。
私は当時香港で働いていて、何と祖父の訃報を知ったのはお葬式3日後。
あれ?そんな時差あったっけ?と思いながらも、何回も聞く当時の慌ただしかった
話をまた聞いてはほろっとする。これもまた、再会。
最後は浜名湖、舘山寺へ。
ヒイヒイ言いながらも数日のごちそうを消化すべく歩く、歩く。
毎年お正月を少しずらして初詣に行くのだけど、高い場所で空気も澄んでいて
よきところで新年のあいさつができるワイ、と思ってこの一年の無病息災
商売繁盛、家内安全エトセトラ・・と欲張ってお参りしてきました。
2023年は再会を再開していきます。皆さん、会いましょう、飲みましょう、
そして、語りましょう。
思いがけない再会
思いがけず再会したのは「すごいトイレ」です。
舘山寺の山の上、お手洗いがどこにもない!と慌てたところ、古びた掘立小屋が。
入口にはわらじとか安納芋とかも一緒に売られており、さっきまで仙人がいたんじゃ
ないか?というようなたたずまい。
急いでたからよく見なかったけど、やたら念押ししてくる「バケツ」が気になる。
とはいえここで引き返すワケにはいかないのだ。カーテンの向こうがトイレね。
えいやっ!
出た!ほんとにバケツ!
「出るなよ、出るなよ、リアルなモノ登場するなよ!」と
蓋を開けたら、そこは安心の日本。
ちゃんと新聞紙などが回ごとに乗せられていて、モノは見えないようになってました。
はい、余裕ー。
匂いも中国と比べたら無臭レベル。なんなら快適なくらい。
ああ、ダメね。もっとキョーレツであればあるほど、後々オモシロ話になるのに・・
と思ってしまうところが、中国の田舎旅にどっぷりつかってしまった性なのです。
この3年間を取り戻すかのように、再会していこうかなと。
1月10日 ニホンコン
今年は思い切って中国の現状視察という名の旅にも出たいのです。
どうかびっくりするようなトイレに出会えますように、とちょっと願ったりする。