夏の長い1日。

夏至の日(6月21日)、日の出5:13/ 日の入り21:55
一年で一番太陽が出ている日はこんな感じでした。

夏至が終わってしまったということはもう日が短くなる一方じゃないですか!
友人の1人は夏至の日が一番嫌いなんだそう。
それまでは日が長くなり続けていたのに、この日を境にあの暗い日へのカウントダウンが始まるから、ってまぁ、わからなくもないですが。それほどまでに高緯度の冬は暗いのです。

アイルランド、夏至と冬至では日照時間は10時間くらいの差があります(東京は5時間くらいだそう)。冬至近い時期は朝9時近くでもまだ外は薄暗く、夕方は4時頃には日没です。

ヨーロッパにおいて人々が夏を好む理由、気候もですが日照時間が大きく関係している気がします。

夜10時頃。泳いだり、飛び込んだり、談笑したり。アイルランドの海の水はとても綺麗ですが、夏でも水温は低め。自慢じゃないけど私は海の近くに住んでいても一度も泳いだことない。

陽が沈まない北欧の夏

旅をしていた時、7月初旬にフィンランドのヘルシンキにいました。
23時過ぎのジョギング、まだ西陽ギンギンで夜中雰囲気皆無なのが面白くて走り過ぎて道に迷い慌てて宿に帰りました。
また、宿で他の旅行者達と夜中まで話し込んだ食堂には大きな窓があり、太陽がよく見えました。
夜中1時半頃にに太陽が地平線近くまで沈みかけましたが完全に陽は落ちずに地平線近くはうっすらと赤みを残したまま、真っ暗にはならずそのまままた明るくなりました。
太陽の不思議な動きが忘れ難いです。
あれ、夏至の時期だったらもっと明るいんですよね。

ヘルシンキの空の写真は残念ながらない。代わりにヘルシンキの宿で食べた夕ご飯。
スーパーで買ったキャビア、イワシの缶詰、チーズ、ブルーベリーなど。あぁ、どこか遠くへ行きたい…。

夏は夜時間を有効に使うべし

夜が明るいと1日24時間をより有効に使えて得した気分になります。
私も2月から再開したジョギング、5月頃からは子供を寝かしつけてから8時半過ぎ、最近は9時過ぎに家を出ます。
日没前、村に一軒だけあるスーパーの前には十代の子達が集い賑やか。遊歩道では犬の散歩をする人や家族連れの子供達も遊んでいます。
夫も夏の釣りはたいてい夕ご飯が終わり薄暗くなってからボートを出します。
ビーチではバーベキューやキャンプする人も多数。
パブでも皆外に出てビールを飲みます。あー、早くパブに行きたい(パブはまだロックダウン解除されてません。アイルランドはかなり慎重な構え。パブは7月20日解除予定)。
だから5月6月が雨ばかりだとアイリッシュの恨み節たるや半端ない。
暗い冬に備えて、夏の夜を思う存分楽しむのが北ヨーロッパ人の流儀でございます。

首都、ダブリンのテンプルバー。東京で例えるなら歌舞伎町。コロナの影響で3月中旬以降ここも閑散としているはず。ちなみにホストクラブや女性がお酌してくれる系のお店はこの国では見たことがない。

日照時間は世界平等

中にはこの日照時間の差が普通だと思っているのか、日本は夏の夜も普通に暗くなり花火大会が頻繁に開催され19時くらいから花火が見られる、などと話すと割と驚かれます。
そして、「夏もすぐに日が暮れるなんて、それはお気の毒に。」みたいな事を言われたりもします。いや、花火大会は楽しみだし、冬は日本の方がよほどマシだから全然平気ですけど、と私は内心反論しますけど。

日照時間、一年平均したら地球上どこも同じはずですよね?
高緯度の国の夏と冬の違い、はたまた年中大差ない国、きっと一長一短。
赤道近くの暑い国は日が暮れるからこそ、ようやく涼むことができるわけで。
アフリカやインドの昼間の熱気から早朝や夕方に移行するひんやり感、暑い地域はあの時間こそ快適でたまらなく心地よいもの。
太陽沈まなかったらまさに灼熱地獄で自然界もサバイブできないはず。

タンザニアのサファリの朝焼け。アフリカの旅は人生に一度きりと思わせてくれる特別な体験ばかり。お値段も半端ないけど。

実はこの夏は息子達を連れて日本に帰国したかったですが、コロナの影響で残念ながら叶わず。
長男に花火見せたりカブトムシ獲ったりさせてみたかったけど仕方ない。
海が近いから子供達を遊ばせるには絶好の場所なんで、全然大丈夫です!(と強がってますが、どれだけ楽しみにしていたことか…。切な過ぎます。)
とりあえず、アイルランドの夏を今年も満喫します。