東の果てはお土産天国。

おはこんばんちは。飯塚です。

12月1日から我が家はクリスマスツリーやらあれこれ飾りを始めました。

12月1日から毎日日めくりでチョコレートを朝から食べる。この手のアドベントカレンダーは各社から販売されています。こっちはクリスマスこそが「もう〜いーくつねーるーとー」なんです。
12月1日からエルフも登場。クリスマス当日まで毎朝違う場所に移動する。子供達がいい子にしているか監視しているのですよ。

この週末は地元の村のクリスマスツリー点灯式。コロナで2年間キャンセルされていたイベントが復活。
子供達は歌を歌うとかで、張り切って出掛けてきました。

これからまたプレゼントのショッピングもしなければ。
師走、のバタバタ感は万国共通かもしれません。

アイルランドのクリスマスで驚いた事の一つに、保護者が学校や幼稚園の先生にプレゼントをする、という風習。
先生へのプレゼントはたいてい、小さなチョコレートの詰め合わせとか、キャンドルとか、温かい靴下、入浴剤などが相場。
それほど高価なものではなく「気持ち」的なね。

こんなの日本でやったらダメでしょ。クリスマスと年度終わりに先生にプレゼントなんてね、私は正直言って面倒くさい、と思ってます。

夫や周りの人に聞くと揃って「そんなのは昔はなかった」と言うので、おそらくそれを始めた保護者がいた事で根付いたのでしょう。

義理両親などは「今の親はそんな事やってんの?バカバカしいし、あなたは日本人なんだから知らないフリしてやらなくてもいいんじゃない。」とも言われます。

現に、100%全員がやってるわけでもなさそう。人それぞれポリシーがあるので無理にやらなくてもいいかなぁ、とも思いますが、超絶田舎村で人の噂大好きな監視社会で生活してると、「あの日本人はクリスマスプレゼントもよこさないケチな人なのよ」とか影口叩かれるんだろうな、などと被害妄想が膨らみ、とりあえず右にならえ的なスタンスになっています。

田舎暮らし、広い空間で暮らして快適そうなのに人間関係は意外と窮屈。

という訳で今回は日本ですでにそのプレゼントを調達してきました。

会社員時代の同僚とよく通った銀座の沖縄料理屋で飲む、という、今回の帰国においての私的ハイライト。(東京で飲みたかった人達は他にも何組かいたけれど、今回は涙をのんで諦めた)

この日は皆既月食でした。有楽町の駅前でカメラ向ける人たちのおかげで気がつきましたよ。

待ち合わせ時間よりだいぶ早く家を出て、降りた駅は東京駅。

東京駅地下にキャラクターグッズのお店がたくさんあるらしい。の情報を頼りにいざ、地下へ。

東京駅地下、昔はこんなお店なかったよね?

とにかく凄い。

LEGO、サンリオ、ポケモン、トミカ、ディズニー、ジブリ、ウルトラマン、クレヨンしんちゃん、ジャンプ、リラックマ、ドラえもん、各テレビ局のグッズ。またお菓子も日本土産、東京土産的な店も並び、国内外の観光客向けに充実したラインナップになっているのでした。

レゴのお店にて。子供達連れて行かなくて正解でした。
トミカショップは遊び場まである。
今のサンリオはキティちゃんではないキャラ推しなのか?キティちゃんのお店、あったかな?
萌える。買ってないけど。
自分用に小さいお財布と隣人に小さな手鏡を買いました。

いやー、これ便利だわ。

そこで甥っ子達、友人、先生に文房具やポーチを。いつもお世話になってるお隣さんにも携帯用鏡を。

この東京駅地下であまりに時間が経ってしまい、ちょっと行こうと思っていた銀座の伊東屋に行きそびれたけどまぁいいか。

日本風の可愛い付箋などは地元仙台にいた時にすでに入手したので、東京駅地下で買ったクリアファイル、クリップなどとセットにして学校の先生にクリスマスプレゼントするつもりです。

学校の先生へのクリスマスプレゼントはクリアファイルとクリップと付箋と消しゴムセット。(消しゴムは安定のMONO)ある意味めちゃ日本風でこのプレゼント案は自画自賛。

ま、これは今後も日本に帰国した際に爆買いして毎年使ってもいいかもしれないな。他の人と絶対被らないし。

日本の文房具といえば。

イギリス留学してた時に、フタについてるゴムの部分で消せるペン、あれを使ってたらクラスの人達がいたく感動してました。

イタリア人の友人などは「このペン凄い!俺はこれが欲しい。国に持って帰って友達にも見せびらかしたい!」って言ってたので、そのペンもお土産にしようかな、などと思っていたのですが、そのペンは日本語しか説明書きがないからプレゼントしたところで、消せるペンだとわかってもらえないかも?と思い却下しました。

あとは学校のクラスのお友達にはMONO消しゴム。やっぱり消しゴムはMONOですよ。アイルランドの消しゴム、本当に消せないんです。

アイルランド、一応先進国なのに。え?どうすればそんなクオリティ低い物作れんの?ってくらい、消えない。

なので、うちの子は以前からMONO使ってます。

息子1号は特によく誇らしげに「日本の消しゴムは柔らかくてよく消える!この前授業中に隣りの子に貸したらすごくビックリされたよ。」などと話していたし。

本当は日本のお菓子を子供達にお土産に買ってもよかったのだけど、特に今はアレルギーがある子なども多い。日本のお菓子の原材料なども読めないし、だったら消しゴムの方がいいかな、などと考えAmazonで大量に注文。
学校に戻る初日に消しゴム大量に持って行きました。

あとはこれはお土産ではなく息子自身が自分で選んで買ったのですが、科学博物館や上野動物園の商品なども外国人へのお土産にかなりいいです。

パッケージは捨ててしまったけど、ミュージアムショップに売っている厚紙のプラモデル的なもの。これらは確か1個900円くらいでお手頃価格。もっと複雑なのは高額でした。

特にnano blockは英語の説明書きが併記されているので、息子のお友達にも買えば良かったなー、と後から思いました。次回までに覚えておこう。

LEGは全世界で有名ですが日本由来のnano blockもなかなかいいですよ。英語の説明付き。

あ、ちなみに旅行やアミューズメント施設に行った際にお土産をやたら買うのは日本人特有だそうです。噂によるとディズニーランドも東京のお店は売上が他国より抜きん出ているとか。(割と信憑みがあると思います)

来週は日本で買ったキッチングッズの話です(まだ続くんかい)。

子供達の本もこれだけ購入。

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。