滞在8時間の離島ツアー
離島に行ってきました。深夜発のフェリーで朝着、昼には帰るという弾丸ぶりで山を走ることはあたわず。しかしながら、がっかりすることはありません。
今回訪れた長崎県の小値賀島(おじかじま)は上陸した時点で山に登っているようなものです。
というのも、この島は火山の噴火でつくられた火山群島。もうこの時点で山成分を取り込むことができます。つまり、降り立った時点で山に来ているようなものですよ。しらんけど。
島自体はなだらかな台地状になっていて、背の高い山は見当たらず。ゆるやかな傾斜の山というと、ハワイのキラウェア火山が思い浮かびます。
そんなことを連想していたのですが、実は海がハワイ的でした。
めちゃくちゃキレイ。
いくら透明度が高くとも、海からは漂着物が大量にやってくるわけです。そんな流れ着いたプラスチック製品を再利用してつくったのが石けんケース「mu」。その取材というのが名目でした地元の人が、拾えども、拾えども、漂着してくる悩ましいヤツです。
海洋プラ自体が悪いのではなく、悪いのはそれを捨てるという人であり、行為。プラは生活を豊かにするための道具にすぎない。というコンセプトなのが好きです。
カーボンネガティブな国なのに、ブータンでは、氷河湖が決壊して洪水がもたらされるのと似たようなものです。自分とは無関係に思えるところに、意外と連関があるわけで。ひるがえって、自分たちの行いが誰かのしわ寄せになっているかも。と思うと、考えさせられるものでがあります。
そんなわけで、海洋プラスチック問題について、ちょっと考えるきっかけにmuをおひとつどうぞ。
小値賀島から船で行ける野崎島は縦走できるそうなので、近く走りに行ってみます。