東の果てにおいてのミッション。

おはこんばんちは。飯塚です。

西の果てに戻って早、3週間。

今日から12月ですか。

何が悲しいって、どんどん日が短くなる。日本でもせっせと朝ランをしていたのでこっちに戻っても最初は走れた朝7時半。

アイルランドに来て家の近所ランニング。朝7時半。今は朝7時半は暗すぎてもう走れません。

日に日に日照時間が短くなり今や朝ランは不可能に。

もうそろそろ朝8時半の登校時間も暗いため車で学校に行く事になる。

どうやって自己エクササイズを持続するかが冬の悩みどころなのです。

とはいえ、日本で冬眠前のクマ並みに食い溜めしていたので肥えていた身体、こちらに来たら自然と2週間で3㎏落ちました。

人と会う日本でこそ痩せたいのに、毎回起こるこの怪現象。

在外邦人はこのために帰国している、と言っても過言じゃない。

さて、在外邦人が日本に帰る時に命懸けになる事。

それは日本食をいかにたくさん持ち帰ってこれるか。これに尽きる。

アイルランドから日本に行く際はあまり持って行く荷物はない。
着替えとお土産、と言っても日本人に喜ばれそうなお土産はあまりないのです。

あえて言うならバター。アイルランドの乳製品は味が濃い。冬も極寒にならないので冬も牛さん達は一年中草を食べているため、grass fed ビーフやらバターとして国内外で高い評価をされています。

という訳で、私もバターは毎回これでもか、というほど買い込みスーツケースに入れます。

今回は前回の帰国時に友人達にいただいた出産祝いのお返しなども用意しました。

出産祝いなどくれた友人にはジュートのショッピングバッグ色々入れてお返しがわりに。
割とテキトーに見繕ったお土産物達。美味しいのも中にはあります。大量に買ったバターとチーズの写真撮り忘れた。バターは毎回好評、チーズもめちゃくちゃ味が濃くて美味しいと評判でした。

あとはそんなに入れる物がないので、マトリョーシカ的に大きいスーツケースの中に小さいスーツケースを入れる、という事をして日本に帰国。

スーツケースの中にスーツケース。隙間にお菓子。
アイルランド出発前夜。こちらからの荷物は控えめで軽いです。

さて、日本に来たらとにかく食料買い出し。今回はAmazonの注文しまくり、最後に近場のスーパーで買い出し。

出国が近くなると改めて航空会社のウェブサイトで荷物制限を確認。

今回は家族4人、23㎏の荷物7個を持ち込める、と。

ミッションは荷物を制限数ギリギリまで持って帰る事。

スーツケース3個、大きなバッグパック1個、それに加えてダンボール3つ。

米、麺、お餅、出汁、めんつゆ、美味しい醤油、紅生姜、福神漬け、お土産には白い恋人、など。

かねてから作りたかった味噌のために麹も。

あとは気まぐれにお菓子やインスタント食品など。

普通はとんかつソースやお好み焼きソース、日本のケチャップなんかも買いたいところですが、もう既にアイルランドに待機してるしまた賞味期限切れちゃうため今回は買いませんでした。

とにかく買った、そして詰めた、そのほとんどを羽田空港に宅急便で事前に送り、出発日には最低限の荷物だけを持って行ったのでした。

さて、帰りの便はロストバゲージにもならずに無事に7個全て無傷でアイルランドに到着しました。

アイルランドの空港について大人一人でこんな荷物持ってるの、私だけでした。見かねた男性がカートを一つ押してゲートまで出てくれた。ありがとうございます。

荷解き。

食べ物、食器など、衣類、と分けると圧倒的に食品が多い。ので並べてみた。

左上は抹茶キットカット、いちごポッキー、白い恋人はご近所さんへ。だし類、お菓子、米、麺、餅、こし餡などなど。
写真撮り忘れた、ネクター。子供達が自販機で買ってからハマった飲み物。

ワッハッハ〜。圧巻ですなぁ。

これでお正月も心置きなく餅が食べられるし、カレーには福神漬けをつけて食べられる。
お菓子はもっと買ってあげてもよかったかなぁ、とか微妙に後悔してみたり。

こちらは先日のイベントの際にニホンコンさんからいただいた物達。まだ勿体無くて食べてない。賞味期限切れる前に食べます!!

夫は毎回呆れています。

フンッ!あんたにはこの気持ちは理解できないだろうよ。
誰も褒めてくれないのでとりあえず自画自賛してます。

このあんぱん達も半分はまだ冷凍庫に眠っている。

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。