東京駅から続く森。みたいな森
東京駅のそばに森があって、それが都外まで続いていたら、きっと驚きます。
首都のど真ん中にそんな場所があればいいのに。きっと爽快です。夏の暑さも和らぐはず。
フィンランドの森を走りながら、そんなことを考えていました。まさに首都ヘルシンキは、中心街の近くに森があり、片道だけでも10kmは軽く走り続けられる長さです。
街中からふらっと歩いてすぐに森。すばらしいロケーションです。ちょっと住みたくなりました。
あまりアップダウンがなく、走りやすすぎるのが物足りないくらいでした。つまり、走りやすいです。もはや、長所に難癖をつけるくらいしかありません。それくらい、すてきです。
早朝の森はひんやりと涼しくて気温は13℃ほどで、Tシャツだけだと肌寒いくらいです。昼間の暑い盛りでも気温は20℃程度。湿気もありません。すみませんと恐縮して謝りたくなるくらいに、避暑にぴったりです。
南北に細長い森なのですが、1本道というわけではなく、あちこちに踏み跡があって、小道がいっぱい。馬もOKなトレイルもありました。馬が通行不可という標識も。
岩盤がむき出しになっているような場所もちらほら。地形に変化があって楽しいです。市街地の景観にも岩を取り入れていて、ちょっとした公園にも岩の丘があったり、建築にも生かされていました。
ピクニック?それとも飲み会?フィンランドは高緯度に位置しているため、夏場は日が沈まない白夜になる地域も。そんなわけで、午後7時でもこの明るさです。お茶しているのか、酒を飲んでいるのか。ぱっと見では分かりません。
岩ついでに、街中も歩いて来たのでご紹介を。
テンペリアウキオ教会は岩を使った建築というか、ヘルシンキを代表する建築。氷河期に形成された岩盤をくり抜いています。岩の表面に刻まれた模様が、遙かなる時の流れを感じさせてくれます。たぶん。
天窓が360度ぐるりと設けられており、時間の経過とともに、影の形が変わっていくのを見ているだけでも楽しめました。地元にあったら、遠くから遊びに来た友だちを連れて行きたくなるやつです。
こっそり大会もアピールです
おおいに観光していますが、14日からの大会に向けて、フィンランドにやってきたのです。1週間250kmというよくあるやつです。お好きな方も、そうでもない方も、頭の片隅でほんのり応援していただけると、これ幸いにがんばれます。
大会の途中経過はResultsで分かります。ゼッケン番号132がTAKUYA WAKAOKAです。11番目の矩形数という縁起のよさそうな番号になっております。
各日の速報っぽい情報はBreaking Newsから。速報は登録しないと見られないようです。「SING UP FOR BREAKING NEWS」という小さいバナーを押して、名前とメールアドレス、国名を入力すると配信されるようです。
次回はレース後なので、無事に更新できそうです。では、今回はこれにて。覚えたてのさよならで締めましょう。
moi moi!