たぶん今年が久々でもしかしたら最後の年かも
ニーハオ、ニホンコンです。
暑い週末が続いています。
ちょっとずつ、ちょっとずつですが、お祭りや行事が復活しつつあり、
もしかしたらいつも夏が戻ってきたかもと、否が応でも胸が高鳴る。
3年ぶりに町内会の地引網が再開。もはやウェット参加な家族。
結局ぜーんぜん取れなくて、ひとりこのくらいのお味見程度という、
笑っちゃうくらいの取れ高。でもそんなこたあどうでもよく、この夏が
また来たこと、それだけでもうオールオッケーなのだ。
そしてもう一つ、何がうれしいって。
1号が高校生になって、夜の通塾がなくなった=家族でご飯が食べられる。
多分、これが4月以降、スーパーイェーイと思っていることなのだ。
日本の、というか住んでいる地域の特性なのか、高校受験は通塾ありき
というシステム。納得できない体制には抗いたいところだけど、塾無しで
高校受験を乗り切った猛者はかなり少数派で、ここは乗るかそるかの二択。
本人が行きたいと言うまでしれっとしておくつもりが、意外にも早くその言葉が
出てきたので、腹をくくって中学入学とともに通塾生活が始まった。
始まってもなお、小学校ぽっと出のキッズが、21時すぎまで塾にいて
22時から家でごはんを食べる生活に慣れず、成長期に必要なものは
なんだろか?と考えたことも少なくない。
そしてもれなく、3年間彼女だけバラバラなごはん時間だった。
途中コロナ禍でオンライン授業になったとき「イェイ!家でみんなで
ご飯食べれる!」とこっそりガッツポーズしたけど、ほどなくして通学に戻り
「チェ」だった。
塾は続くよどこまでも。
大手進学塾は、エスカレーター式に高校講座があり、高校のみならず大学受験まで
フォローしてくれる。手厚いのかありがたいのか否か、もはやよく分からない。
4月は無料体験期間ダヨ、参考書一式あげるYO!と、必死の勧誘を受けるが、
私としてはバラバラごはんの日々を少し戻したく、まったく乗り気でなかった。
参考書が欲しいからと言い出す1号に、あっさり無料期間「だけ」送り出した。
今は、夜バーベキューするのも、食後のアイスを買いにいくのも一緒で、
誰一人欠けることなく揃っているのが、「これこれ、これだよ欲しかった景色!」
と一人感動している。
子どもを取り巻く環境は本当に変化していて、小学生の習い事もスポーツ系は
もっと強くなりたい子たちのために、19時からスタートするものもあったりする。
もちろんそれは本人の「こうありたい!」と願う気持ちと親のサポートあってこそで、
レベルの高いレッスンを受けられるのも、技術の向上が臨めるのもわかってはいるけど、
我が家、というか母の気持ちはただ一つ。
みんなでご飯を食べたい。それに尽きる。
今や令和の時代、スマホ1つで何でもできるし、自分が小さい頃の世界とは全く違うので
見方によっては、家族でご飯を食べる時間を大事にする、という価値観自体が古いのかも。
いいんです、どのみち来年には2号が中学生。きっとまたあの3年間を過ごすことに
なりそうで、その途中に1号が大学受験を迎えるというめまぐるしい変化になるでしょう。
だから、塾がなくて夜に予定がない今年一年は、とても久々で、そして
もしかしたら最後かもしれない。だから存分に一緒にご飯を食べるのです。
この夏も、バテないように沢山笑って沢山たべよっと。
7月12日 ニホンコン
追記:話題に登らない3号はまもなく9歳(10だと思ったらまだ一桁だった!!)
ちなみに、大好きなクレヨンしんちゃんグッズが、今年の誕生日プレゼントという
平和で小さくて、そして蚊帳の外です。