ビーサン詣で
よく晴れた週末、今年は少し遅い恒例のビーサン新調に行ってきました。
一路、葉山げんべいへ。毎年初詣ならぬ、夏前のビーサン詣で。
店内は相変わらず元気色のビーサンたちがお出迎え、毎回よく晴れた天気のいい日に
行っているので余計にたのしい。
今年はちいこいズ2号3号がサイズアウトをしたこと、受験生でビーサンなんか
不要だった現JKの1号のビーサンを一気に新調。
私はこっちのゴムビーサン派なのですが、今年は家族の様子がなにやらおかしい。
ギョギョ、ギョサン!
もともとオットさんが愛用していたものを、去年2号が真似したのだけど、これ履いた人
あるあるのセリフ、「一度履いたらこれ以外履けない」と。
そうなると、こうなる。
仲間外れは誰でしょうクイズ、間違いなく私の黄色ゴムビーサン。
ちなみに3号のオレンジ&イエローのマーブルなギョサンのお値段、
まさかのノーマルギョサンの倍!(お会計をしてから気づいた)
ああ、知ってたら単色に誘導したのに!とケチ根性丸出し母。悔しがる私を見て
「まあ、人生のほとんどをお下がりビーサンで過ごしてきたんだから、このくらい
痛くない」と慰めてくれるオットさん。たしかに、トータルでみたら激安ということに
気づき安心する、やっぱりケチな母。
いや、モノを大切にするもったいないオバケって呼んで。
近隣の海沿いの高校に通う学生たちかな。いいな青春、おばちゃんも混ぜてほしいなと
一瞬思ったけどあんな短いスカート無理だ無理。
とんびがおなかをすかせています。人が集まるところにはこれでもか!っちゅーくらい
飛んでいて、一瞬のスキで人間の食べ物をかすめようとぐるぐる旋回している。
私もその昔、海で食べようと袋からお饅頭を出した瞬間にバチーンと手に衝撃が走り、
何が起こったのかわからないけど、持ったはずの右手がからっぽだった経験が。
バチーンはトンビのくちばしが当たった音で、それにしてもまあ、よくあんな高い所から
ちいさなお饅頭が見えたもんだと、その目の良さと、一瞬の速さにびっくりする。
ピーンヨロの独特の鳴き声は、ここの生活に慣れた今となってはもはや
要注意サウンド。なので、海では上をにらみながらおにぎりを食べてます。
ちなみに、「見てるよ、見てるよ、絶対くるなよ」と視線を送っていると不思議と狙われません。
青い空、気持ち良すぎて後部座席の子どもたちのテンションが高いこと、高いこと。
人はなんで陽気だと陽気になるんだろう。その名の通り太陽の気を浴びるからかな。
テンション高いまま、ノリでフライ食べたい人ー?はーい!と満場一致で一路漁港へ。
アジフライをお目当てにお店の中を覗いてみる。
今年は相模湾でアジがあんまり取れないんだとか。ここでふわっふわのアジフライ食べた
かったんだけどな。かつてアジフライは薄くてペラペラなものだと思っていたけど、
ここのを食べて以来、「アジフライはお布団」と思っている。
いわしのてんぷらとサバコロッケをいただきましょう。冷めてはいるけど、
冷めててこのおいしさはずるい!
おばちゃん、「マヨネーズと唐辛子かけな、それ一番おいしいから」と。もう、
それ絶対うまいやつじゃないの。間違いない。
おばちゃん再び、「結構大変だからね、朝から昼までずーっと揚げてんだから」と
毎日のルーティーンを聞かせてくれる。青い空も見ないでずっと火のそばにいるんだから
ありがたく頂かないと。
ここ、ちなみに持ち込みWelcome。ビール持ってきて飲みながら食べてるおじさんもいたし、
ご飯持ってきて「チンしていいですか?」とお店においてあるレジでご飯を温め、
フライと一緒に食べているお姉さんもいた。
毎回ここに来るときには手ぶら&車なのでいつもこの持ち込み企画ができないのだけれど、
いつか昼間からビールのみながらずっとウダウダとフライをつまむのだ。と心に誓う。
磯の香りと漁港独特のにおいを浴びながら、今日はこのくらいでおうちに帰りましょう。
台風接近中とかで天気が不安定になりそうな今週、雨もまた畑の作物やお米には大事かと。
またよく晴れた日に、思いっきり光合成するとします。
7月5日 ニホンコン
追記:市民プールで光合成しすぎて、日焼け止め塗り忘れた肩がヒリヒリ。。