#34 ムトーの図書館(8冊目)
こんにちわー。ムトーです。
暑いですね。夏至が通り過ぎてしまった。
ということは、もうこれから毎日だんだん昼が短くなっていくんです。もう冬だな。
いつも自分の中でくだらないんだけど、解決できない問題があって、しばしば直面するのが「コーヒーゼリーを食べる時の飲み物問題」です。
コーヒー味のゼリーだからコーヒー飲むのはちょっとどっちにも失礼な感じがして違うでしょ。紅茶もね、コーヒー味と紅茶を一緒にってなんかちょっとね。オレンジジュースとか甘いものはまたコーヒーゼリーの味を邪魔しますよね、きっと。
ショートケーキやチョコレートのお菓子なんてコーヒーが信じられないくらい合うでしょ。シュガードーナツもそう。コーヒーもシュガードーナツも両方喜ぶ感じ。
でもなあ、コーヒーゼリーはもう、何かわかんない。上にソフトクリームが載ってるやつが好きだから牛乳も違うし。
ね。もう水しかない。あ、水でいいのか。(解決)
『マリアビートル』伊坂幸太郎 著
最近、36年前の映画『トップガン』の続編が話題になってますよね。
なぜかトップガンを観たことなくて。でも、とても続編が面白いという噂を聞いて観たくなって、まずは「昔のトップガンを観とかにゃ」と観たんですけど、ちょっと僕には合わなくて。なんとなく最後まで観た、という感じでした。
「いきなり続編でも面白い」という巷の噂を信じて、近くの映画館のレイトショーで観てきました、『トップガン マーヴェリック』。
あー、すごい面白かった。上映が終わるのは夜中だったけれど、1秒も飽きることなく、前のめりになって最後まで楽しめた。
ざっくり前作を予習しただけだったけど、ちょっとでも前の作品を知っているとさらに楽しめる作品。
ちょっと、思ったんですけど、トム・クルーズって36年前のトップガンで大ブレークして以来、沢山の映画に主演してほとんどが大ヒットしてて、今もまだ主役で出た作品大ヒットさせてる、ってすごくないですか(みんな知ってるか)。
あ、でね、いいたいのはそれじゃなくて。
そのレイトショーの予告で流れたトレーラーのひとつにブラッド・ピッドの作品があって。
日本の列車が舞台。
『ブレット・トレイン』
今年の8月5日に公開になるそう。
これ、原作が日本の小説家 伊坂幸太郎さん。
原作小説のタイトルは『マリアビートル』。
僕、伊坂さんの作品が好きで、、って書こうと思ったけど、以前ここで書いてました。
そう。好きなんです。
あくまで僕個人の印象ですけど、村上春樹さんの小説をさらに軽快にして、サスペンスとかミステリーにグッと寄せた作品を作るのが伊坂幸太郎さん。村上春樹さんの洒脱な節回しが好きな人はきっと好きだろうな、と。
伊坂さんの作品はクライマックスのクライマックス感(何言ってんの)というか、スピード感が凄い。文章であのスピード感ってなんなの?って不思議に思うくらい、「怒涛」の展開を文章で感じる。
このマリアビートルは東北新幹線の車内が舞台。
幼い息子を襲われた元殺し屋の男が、犯人の「王子」と呼ばれる男に復讐を企て東北新幹線に乗る。
他にも2組の殺し屋が同じ新幹線に乗り合わせている。
新幹線の車内という限られた世界で追ったり追われたり。
伊坂さんの作品の特徴である「群像劇」が、この作品では新幹線の車内で繰り広げられます。
あー、面白い。
映画も面白そう。
妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 無トー