春が好きな理由。
おはこんばんちは。飯塚です。
もうすぐ6月なんですね。いつも牛乳を買う時の賞味期限を見て、月変わりを実感します。(誰か同意する人います?)
日本みたいに気候や気温の変化があまりないアイルランド。基本的に季節感が乏しく。
ただ、日照時間が全然違うので今は夜がずっと明るいのは嬉しい限り。やっぱり春から夏、天気が良いと最高だなぁと感じます。
暑すぎる事はないし、湿気もない。
北海道の人にはお馴染みのアレ。
春は個人的な楽しみもあります。
ワイルドガーリック採り。
昔、北海道でアイヌネギ、またの名を行者ニンニクのお浸しを頂いた事があります。
そのお宅では春にその山菜を採り、冷凍保存していました。
その行者ニンニク、英語ではワイルドガーリック。ヨーロッパでは馴染みの山菜。
インスタを見る限り、イタリア北部、ドイツ、オランダ、イギリス、アイルランドで春になると写真がよくアップされます。
自給自足生活に憧れる身としては、このワイルドガーリックを採りたいのに私の生活圏にはなかったので残念に思っていました。
いや、ある事にはあるのですが幹線道路の真横のため排気ガスもあるし採りに行けなかったのです。
去年の春の終わりからこの時を待っていた!
それが昨年の春の終わりにワイルドガーリックの群生地を発見!
運悪くもう時期が終わった頃で葉をちぎると匂いがあまりなかったので、今年の春待ち構えていたのでした。
幹線道路沿いの雑草地に鮮やかな緑色生えてるのが見えた頃、早速採りに行きました。
ちなみにワイルドガーリック、よく似た毒草もあるという事なので注意が必要だと札幌在住の友人から忠告がありました。
群生地は日陰、また水場が近いところ。
ハサミで葉を切ります。家に帰ったらよく洗い、汚れや埃をよく落とします。
和風も洋風も。
あとはお好きにどうぞ。
北海道ではお浸しや酢味噌和え、醤油漬けなどが一般的だそうで、私も醤油漬けにしてそばに添えたり、ご飯と頂きました。
ヨーロッパでみなさん作っているのはジェノベーゼソース。
これでパスタはもちろん、新じゃがに和えておかずにしたり。
あとはガーリックバターなども。
で、またオチですが、地元民はやっぱりそんな躍起になって山菜採りなどしませんし興味もないようです。(アイリッシュは本当に食べ物に無関心)
実は夫が友人から3年前にワイルドガーリックの苗をもらい我が家の庭にも植えています。
それが毎年、ちょっとずつ根を広げています。あと数年で葉がワサワサになってくれるかな。