衛星はどこを見ているのか その2
ども、カルロスです。
続きです。
衛星がどこを見てるのか、怒られそうなくらいざっくりした説明でTo be continued になりました。
ちなみに衛星の位置は、わたしたちと同じようにGPS(測位衛星)も使ってるんです。宇宙空間でも同じ。
衛星の姿勢(おれどっち向いて飛んでるんだろう?)を知るのも色々やり方があるのですが、面白いのはStar trucker という機械です。ザックリいうと、天体望遠鏡で星空見てるんですね。あーあの星座があっちに見えて、いまここにいるから身体はこっち向きなんだな!という具合です。意外と原始的。大航海時代な感じです。
衛星にカメラが取り付けられている場所、角度などの情報も、衛星を作る時や試験を通して決められます。
それでも思い通りの画像にならない。どうしても期待していた位置とずれてしまうということが起こります。たとえば、この動画の24秒くらいからゆ〜らゆら揺れているクアラルンプールの映像が映ります。これはSkySat(一時期Googleが買収してTerraBellaという名前でした)のムービーカメラで撮影された動画です。衛星から見たままの動画なんですが、結構揺れてますよね。酔いそうです。このような衛星自体の揺れも正確に検知できないと位置がずれちゃいます。
あとは、ロケットの中の激しい振動や音(振動の一つ)、地球の大気圏外の温度変化でもずれが生じます。
そして、それは原始的な方法でしか確かめられないんです。その方法とは、わかっている位置との答え合わせ。画像からわかる位置を計算します(ピクセル単位で計算した緯度経度)。そしてその場所に行って緯度経度を測る、以上。それだけです。
例えば交差点の角や、橋のたもとなど、”ここっ!”って画像の中でわかる場所で、かつ安全に測れる場所を選びます。そんな計測を海外でも全国津々浦々でも測るので、そりゃ現地の人にも間違えられますよね…
気になる音楽のコーナー
あまりピックアップする理由はないのですが、常に聴いている俺チャート上位ということでこんな曲を。Technoって最近だとパリピ、”うぇーい!”的な印象もあると思いますが、こんな曲の方が多いと思うのです。落ち込んだ時にはよく聴いていますw
では、またまた!