衛星はどこを見ているのか
ども、カルロスです。
さてクイズです!
この画像はどこでしょう?
正解!東京です(早っ)。どーんと皇居があるし関東近縁に住んでいるとそこそこ分かりますね。北海道にいた頃の中学生の私だったらわからなかったかもしれませんが…
次の問題です!この画像はどこでしょう?
正解は、千葉県の中部です。難しいでしょ?わからないですよね。さっきの東京から少し離れただけでこの豊かな自然。私の住んでる場所からも車で30分もかかりません。日本は狭い場所に多様性がぎゅぎゅーっと詰め込まれた場所なんですよね。
さて、なぜ東京はわかって、千葉の山の中はわからなかったんでしょうか?簡単です、皇居や東京駅があるからですよね。千葉だって幕張メッセが映っていたらわかったかもしれません。
逆に考えると、さっきの千葉の画像を”これ、栃木の山奥なんだよね” って言っても分からないってことですよね(誰も信じないと思いますけど)。データの大事な条件は客観性だと思います。誰がなんと言おうとこうだって言えること。
場所の客観的な根拠って、さっきの通り皇居とかちゃんとした対象物があって示すことができるということ。でも、対象物がないところだと困っちゃうので、座標という便利なものがあります。緯度、経度。これで指定すれば世界中どこでも場所がわかります。つまり地図の上で指し示すことができるんです。
実は衛星データも、緯度経度情報を持っています。さっきのような画像だと、画像を構成しているすべてのピクセルの緯度経度が計算できるようになっています。それを使えば画像を地図に重ね合わせて、カリフォルニアの砂漠でも、世界のどこかの被災地でもどこの場所の情報かちゃんとわかるのです。
衛星がどうやって自分が観測した情報の位置がわかるのかですが、ものすごくざ〜〜っくりですが、衛星の自分の位置、自分が地球に対してどっち向いてるか、カメラや観測機器がどう取り付けられているか、などの情報から自分が地球を見ている方向をぎゅーーーんと”矢印”で伸ばしてやって、地表面に当たる場所が衛星が観測してる場所の位置情報です(業界な方々に絶対怒られる雑な説明w)。
長くなりそうなので、続きは次回第二部でw!
気になった音楽のコーナー
移動しながら聴く音楽って、サングラスみたいな効果があると思います。周りの音と混ざった音楽を楽しんだり、周りの音を遮蔽したり。後者の場合ハード目の曲を爆音で聴くことになります。ハードロックやスラッシュメタルも聴きますが、かなりの確率でこんな曲を… 80年代ウゴウゴルーガという訳の分からない番組があり、その中の”おとのはくぶつかん”というコーナーのオープニングジングルで使われてました。本当はオランダサッカーのフーリガンが踊り狂う曲なんですけどね。
では、またまた!