ひとり何役なんだろう
ニーハオ、二ホンコンです。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。
4月に駆け抜けたメンバーで、お疲れ様会がありました。
お疲れ様のねぎらいと、この1か月での仕事の近況報告などをしながらでしたが、
話題は自然と、自分たちの身の回りのことになり。
えー、結論からいうと「世の女性陣、すんごい頑張ってるわーー」です。
別に自分たちすごい!っていう話でもなく、男ってさーというぼやきでもなく。
仕事だけではない、「パラレルキャリア」、すなわち沢山の顔があるなあ、
と、改めて思ったのです。
という話をその時の写真と、かんけーない最近写真と合わせて語ります。
母業・講師業・娘業
いったいぜんたい、私たちはひとり何役をこなしているんだろう。
時に講師として凛と背筋を伸ばしていないといけない時間もあるわけで。
でもその時間以外は、思春期の娘や息子に翻弄され、学校からのお手紙に目を通し、
保護者の役員をやりながら受験や卒入学の手続きをして、それから夜間の大学院に行き、
社長業をし、何なら親の介護もあったりする。
子育てでセーブせざるを得ない年月がしばらくあり、よーやく、ほんとよーやく子供
たちが1人で学校へ行ける時期になり、さあアクセル踏むぞ!と思ってたのに、次から
次へと「人生における、場面」がやってくる。
その「場面」の時間をかいくぐりながら、そしてそこで沸き起こる感情と折り合いをつけながら、
どーにかこーにかやっている、というのが正しいか。
自分の時間てものは
ありそでなさそで、捻出しては毎回後ろ髪ひかれるもの足りなさで、の繰り返しかと。
そして、いつまでも若いつもりでいたけれど、子供が大きくなったのと同じくらい
自分も年を重ねてました。同時に、親も年を重ねています。
時間は無情にも、平等に流れている。自分だけがずっと若くてスキルと経験だけが増していく
感覚でいたけれど、そんな魔法は存在しないわけで。
結局そのお疲れ様会は、お店のランチタイムめいっぱい話して、そこからエレベーターの近くの
椅子に腰掛けて、思春期に突入した子供たちの話やら、介護の話やら、ミドルエイジあるある話
が尽きなかった。
他人事だと思っていたし、避けられるのであれば避けたいけれど、中には真っ向勝負するしか
ないものもある。
女性活躍推進
と叫ばれて久しい現在、どのくらい活躍してるのか推進してるのか、躍進してるのか、
はてまた停滞してるのか、私には分かりまへん。
でも、誰もが声を大にして言わないけれど、それぞれの真っ向勝負があるのかと。
5日は子供の日、勤労感謝の日もあれば敬老の日もある。加えて女性活躍の日とやらを
設定してくれないかな、と淡い期待を抱いてみる。
その日はたいそうなことをしなくても良いので、普段何足ものわらじを履く女性に
ねぎらいの一言でもかけておくんなまし、というミリ単位の願望を添えさせてほしいなと。
例えば胸にリボンのバッジをつけている女性を見つけたら誰かれ構わず、
「いつも頑張ってるね!グッジョブ!」「You too!have a good day!」みたいに
声を掛け合える日とかにできないかな、なんて。
それでもいろんな場面や感情を抱えながらも「ちょっと聞いてよー!」とブウブウ
言いながらも、話し終えたら問題は未解決のままだけれど、なんだかスッキリして
前を向いて歩いていく女性たち。
ひとり何役もこなすスーパー役者。女性という生き物は、実に面白い存在なのです。
いや、「実はいい人だ」なんです(笑)
5月3日 ニホンコン
PS: have a nice holiday!楽しいGWをお過ごしください!