災害のこと
ども、カルロスです。
前回、宇宙技術って戦争にも使われるけど、色々生活の役にもたっているなんて話をさらりとしました。
最近は、またちょいちょい地震が起こっています。3月16日も東北地方の方々、特に震源に近かった方大丈夫でしょうか?心配です。我が家も1回目と2回目の揺れの間に停電。3時間くらいで復旧しましたが。やはり揺れると、いまだにあの日のことを思い出してしまいます。
災害を診る
災害がおこると、衛星のデータも使われます。その目的のために、被災地を観測します。当然、衛星の良いところは国境も関係なく、人が危険で行けないところでも情報収集ができることです。ですから、日本の衛星でも、海外で起きた災害の被災地を観測してその国向けに情報提供をする国際協力体制があるんです。私の感覚ですが、大体平均すると週一回くらいの頻度で、世界のどこかで衛星の観測を必要とする災害が起こっていると思います。
私たちも関連した仕事に対応しています。私もかつて担当だったことがあります。ニュージーランドの地震、ハイチ地震、チリ地震、スマトラ沖津波、四川省地震、そして東日本はやはり印象に残っています(順不同、名前も正式なものではありません)。
もちろん現地で被災してしまった方々、救助に当たっている方々が一番ご苦労されていることはわかっています。
それでも、私自身が辛いなぁと思うのは、自分で目にする悲惨な情報や、画像と、自分の置かれている平穏な日常のギャップです。現地の被災状況が衛星データとなってPCのディスプレイに映し出される時、現地はおそらく大変な混乱か、または救助も届かないような悲惨な状況かもしれないことは見た目からわかります。自分はいつものように出勤して、PCの前で画像を見ている日常の中にいるにもかかわらず、その悲惨な状況が見れてしまう。たとえ地球の裏側でも、数時間前に命を落とした方がいるかもしれない場所でもです。そのギャップと違和感とやるせなさが大きな災害だと何日も続くので、さすがに精神的に疲労します。
いながらにして、遠くの情報が広域に観測できるのが衛星の利点です、なんて言っていますが、それを扱うのは人間で、直視するのはとてもつらい画像もあるのです。
東日本大震災から13日後の3月24日に観測した石巻市街域と北上川河口の画像です。石巻市街地が明るく見えるのは倒壊した家屋とか瓦礫です。北上川の河口は、津波で田畠など低地が冠水して普通よりも河川域が広く見えています。これ見た時の衝撃はいまでも覚えています。
音楽の話
オフィスアワー以外の仕事中、家のことやったり、移動したり、寝る直前まで何かしら音楽を聞いています。懐かしい曲もあるし、出たばかりの曲や、流行っているのに聞いてなかった曲、あまり知らない昔の曲とかいろいろで、あまり気にしません。この原稿も書きながら春っぽくて、軽くて、2Stepっぽい感じでいいなぁと引っかかった曲がこちら。Carpainterは日本人のDJ, プロデューサーで最近よく聞いてます。よく聞いてると最近のStreamingってお勧めに自動的に入ってくるんですよね。便利な世の中です。
では、またまた!