皆でかかれば怖くない!?


おはこんばんちは。飯塚です。

日本は東京でも積雪があって寒い冬のようですね。

こちらは暖冬。特にクリスマス時期は12℃くらいあり、かなり暖かく感じました。

たまに5℃くらいに下がり、朝起きると芝生が白くなっていますが、それもほんの数日しか起こらない。

子供達は雪が降るのを心待ちにしています。

1月12日朝。幼稚園の先生がコロナに罹ったので急遽お休み。珍しく凍った庭で遊ぶ息子2号。

学校に行ける、店も開いている2022年。

こちらの学校は年明け5日までクリスマス休暇でした。

昨シーズンの今頃はコロナの影響でクリスマス直前にロックダウン。そのまま休校になり、プライマリースクールは3月頭まで学校に行けなかった子供達。

今年は年明けのニュースなどで、昨年のあの休校措置は大きな誤りだった。

子供達のメンタルヘルスのダメージは計り知れない。

特に家庭内暴力やネグレクトの被害に遭う子供達は、常に学校の先生を始めとした他者からの発見、報告により救われるのに、ロックダウンや休校になると逃げ道がない。

現に休校中は家庭内暴力の被害者件数は激減している。実際には、通常期より酷い状況のはずなのに。などと報道されていました。

という訳で学校は予定通り再開されました。

パンデミック始まってから、アイルランドのアプローチは慎重派。ロックダウンも休校措置も厳しく長い。

それが正解だったのか?批判も多い。

何が正しく、何が誤っているのか、何年後にわかるのでしょうか。

目指せ!集団免疫!みたいな雰囲気です。

コロナ自体は昨年の今頃より感染者激増してるし、周りも感染者たくさんいます。(人口500万人で感染者1日20,000人超え。しかも専門家は潜在感染者は3倍とも見ています)

今日のラジオによると今後2ヶ月間でヨーロッパの半分の人口がオミクロン株に感染するだろう、と。

それを聞いて、「え〜!!マジか?!」
という驚きよりも、

「ま、そうだろうねー、この感じだと」
としか思えないこの雰囲気。

私も11月末に感染しましたけど、アイルランドというかヨーロッパは集団免疫目指してる感あるほど、感染者だらけ。

感染した、と言って驚く人がいない。

ただ、濃厚接触者やコロナ感染者はやはり隔離期間が必要なので色々問題は起きてます。

スタッフが感染しお店やレストラン開店出来ない。

医師が足らない(医療関係者8人に1人が休業している)

先生がいないので学級閉鎖。

会社勤めする友人が100人以下がいるオフィスで約20人コロナ感染絡みで休んでる、と言ってました。

どこも人が足らないのです。

政府は今日から濃厚接触の隔離期間を短くすると発表しました。

今現在はパブやレストランは20時以降の営業できないなど制限はあるものの、去年の年始のロックダウンの暗い雰囲気は無い。

むしろ、この集団免疫終わったらコロナ終わりだー!2年間よく頑張った!!

みたいな晴れ晴れ感すら漂っている。

散歩中に発見。春の兆し?

ワクチンを接種してもオミクロン株は感染しているし、もう手の施し用がない。

つい最近からアイルランドは5歳以上の子供からワクチン接種始まりました。

ワクチンに関してはまだ開発されて間もないので意見は分かれるところ。

我が家はまだ子供達の接種を急ぐつもりはありません。

ただ、日本に帰国の際に接種してると有利なのかなぁ、となるのが気にかかるところ。

今年後半こそは落ち着いてくるのでしょうか。

さすがに今年こそは帰国したいぞ!

注:感染をお薦めしてはおりません。みなさまどうぞ、ご自愛ください。

西果て便り

(毎週木曜日更新)
世界放浪の後にヨーロッパの西端アイルランドに辿り着く。海辺の村アイリッシュの夫、と3人の子供達(息子二人、娘一人)と暮らしています。