辛口道。
おはこんんばんちは。飯塚です。
今年は世界的韓国ブームだったような気がします。
ネトフリのイカゲーム。
少し前に話題になりました。アイルランドでも大騒ぎで。
私はネトフリ入ってないので分からないのですが、新聞やラジオでも一時期その話題で持ちきりだったのでタイトルだけは知っています。
ハロウィンもイカゲームのコスプレ者が続出していたようです。
B T Sもラジオで曲が流れるし、韓国ブーム、世界規模ですね。
韓国料理ブーム、来るかな。ま、アイルランドは中華や和食のクオリティがアレなんで期待はしませんけど。
20年以上食べ続けている辛ラーメン
どうでもいい自慢話をします。
我が実家は仙台市内で宿泊施設をしてまして。
日本人以外にも他国から旅行者や仕事の出張の方々がきました。
そのため自炊をした外国人が不思議な物を食べていたり、生のもやしを食パンに大胆に乗っけるワイルドさ、かたや、朝ごはんの納豆を抵抗なく食する姿などを幼い頃から日常的に目撃しました。
その中でも韓国人は独特で彼らはコチジャンを必ず携帯していた為、コチジャン臭が残る部屋はしばらく窓を全開していた記憶があります。
韓国人は辛ラーメンも必ず携帯。
トルコの現地ツアーでご一緒した韓国人達もランチの時に全員チューブコチジャンをバッグから出してたし、スーツケースにも辛ラーメンしっかり入ってました。
日本人旅行者はあまりそういう事しないような。長旅旅行者が醤油を持ち歩くくらいかな?
確か私が中学生の頃、韓国人旅行者が辛ラーメンを置いて行ってくれました。
当時まだあまり出回ってはいない未知なる韓国のインスタントラーメン。
日本のインスタントラーメンよりも弾力があり食べ応えのある麺と辛味の効いたスープに家族全員で虜になりました。
という訳で私は中学生の頃からインスタントラーメンといえば辛ラーメン。実は日本人にはソウルフードなサッポロ一番や出前一丁にはそれほど親しみがなかったりします。
会社員になって友人や同僚が辛ラーメンを知らないというのは衝撃的でしたが、勧めると、
「あれ、超美味しいから最近は週一で食べてる!」
やっぱり誰もがファンになる。
いまや日本でも知らない人はいない辛ラーメン。
私はこれを日本で流行る前から食べていたのだよ、と無駄にマウント取りたくなるほどです。
世界中で入手可能な辛ラーメン
私の弟がパリに住んでいた際にも、遊びに行った時スーツケースに食べ物を持って行くので何が欲しいか聞いたら
「辛ラーメンは要らないよ、こっちでも買えるから」
と言ってましたが、確かにアジアンショップに必ずあるのは辛ラーメン。
我が家のテリトリー内のパキスタン人のお店にも置いています。
旅で南米チリのサンティアゴにも韓国街みたいな場所を偶然発見して、その一角のレストランで辛ラーメンを食べました。
在外邦人は辛ラーメンを世界中で食べている。
それもあって辛ラーメンはちょいちょい話題に上がります。
最近Twitterで辛ラーメンを牛乳で煮る、ってのがあったんですよ。で、それを試してみました。(火曜日のニホンコンさんもこの牛乳辛ラーメンの噂を知っていた)
あら、不思議。辛味は消えてマイルドに〜。
通常通り落とし卵もやったのでカルボナーラみたいになりました。
これなら夫も食べられるかな。
一般的にアイリッシュは辛い物が苦手なのです。
夫も例に漏れず、辛ラーメンを初めて食べた時は泣き、もう二度と食べたくない、と宣言しました。
とはいえ、辛い物を食べられるようになりたいらしく。いつかタイや韓国を旅する時に食べられない物があるのが嫌なのだそう。
最近個人的にハマったのが激辛炒め麺。
落とし卵を混ぜてもヒーヒー言いながら水をがぶ飲み。まるで罰ゲームみたいな辛さなのに、たまに猛烈に欲するのは何故だろう。
夫と息子達は一人で半泣きしながらもモリモリこの激辛黒焼きそばを食すドM母ちゃんを遠巻きに見ています。
辛い、そして痛い、痛い。化学調味料の塊をひたすら食う。
食べた後に残るのは満腹感と後悔のみ。
それなのにまた買う。
日頃化学調味料を摂取しないのに、これだけはやめられない。
この辛ラーメンと激辛黒焼きそばにハマるのは、なんですかね。あれには禁断の何かが入ってますよ。
ダイエット中なので。
私、絶賛ダイエット中です。
産後太りの解消は歳を重ねると過去のようにはいかない厳しい現実。
3年前と歴然と違うんです。
代謝、落ちてるんだなぁ。見えないからわからなかったけど。
星の王子様は、大切な物は目に見えない、って言ってたけど、恐ろしい物ほど目に見えないんだ、と最近しみじみ痛感します。
放射能とかウィルスとか代謝とか。
てなわけで目をつけたのはキムチです。
最近、あるスーパーに白菜が常備されている事を知りました。
で、キムチを作ってみたら、めちゃくちゃ美味しい。ヘルシーなキムチ、こりゃいいわ、と二週間に一度、大量に作る事がルーティンになりつつある。
手持ちの料理本だと、なしや大根、あみなど、こちらでは手に入らない材料もありますが、なしはりんご、大根はラディッシュ、あみは乾燥エビをブレンダーにかけて粉末状にした物で代用してます。
塩漬け過程は3回ほどあり、手間はかかりますが、一度作れば数週間食べられる。
でも気をつけますならないのが唐辛子。唐辛子には種類があり、辛さレベルが違う。それは知識としては知っていたものの、まさかスーパーの唐辛子がキムチ作りに向かないほど辛いだなんて想像もできず。
今まで唐辛子を買ったことがないスーパーでなんの気なしに手に取った唐辛子をいつものように使ったら、あれ、何これ、辛い!じゃない、痛い!気のせいかと思って味見を再度試みるも、痛い!痛い!
ボトルを見るとbirdseye chilli と書いてあり、調べたら辛さレベルが高い唐辛子だと判明。
その時に限って、白菜を大量に買って漬け込んだのに、どうしよう、食べられない。
試しにせっかく漬け込んだキムチを洗ってみるも、一旦着いた辛味はもう取れない。
うわ〜ん!食べ物を捨てるのが凄く抵抗ある私。
野菜は安いアイルランドで特殊野菜の白菜は他の3倍位なお値段なのに〜。しかも材料を刻み、白菜を塩漬けした時間も返せ〜。と心の中で号泣しながら、大量のキムチをゴミ箱に。
それ以来、唐辛子は元々買っていたスーパーで購入し続ける事に。ちなみにその唐辛子の種類はボトルに明記されてません。
自家製キムチ、辛いだけでなく乾燥エビの出汁やりんごの甘みも効いて、発酵が進むと旨味が増しかなり満足度が高い出来栄えです。
夫も最近はこの自家製キムチは食べられるようになりました。
アイリッシュの友人にもお裾分けしたら好評で。サンドイッチに挟んでも美味しいしチーズとも相性いいと大絶賛。
なんといっても低カロリー。
これを虫並みにむしゃむしゃ消費すれば体重は落ちるはずなんじゃないの?
淡い期待を抱きながら毎食キムチを爆盛りして食べています。
いや、キムチは痩せ薬じゃないんだけど。という小さな賢者の声は聞こえません。
実は最近はちょっとしたサラダのお店にも置いているキムチ。
他でも色々試しながら西の果てでキムチ作りを極めようと画策中です。