徒然なるままに。
おはこんばんちは。飯塚です。
日本の今年の秋は暖かいですか?寒くなってきましたか?
今年の10月の北極圏の平均気温は例年より4℃も高かったと新聞に出ていました。
それを読んで驚くどころか妙に納得するほど、アイルランドはずっと暖かい毎日で、今月に入っても異常に気温が高かったのです。
ソーシャルメディアでも、11月なのに半袖短パンで庭仕事ができるなんておかしい。
と呟いている人がいて、それについたコメントも、俺もまだ半袖着てる、とか、地球大丈夫か?みたいなのばかりで。
この日曜日から気温が急に下がりましたが、やっぱり温暖化は確実に起きてるよね、と感じる今日この頃。
正直に言うと、アイルランドの温暖化は快適度が増す感覚なのですが、さすがにここまで暖かいと心配になるし、自分に出来る範囲のエコ対策、今もしていますが、もっと深刻に取り組むべきなんでしょうね。
終わったかと思ったらまだ続くこのネタ。
コロナが落ち着いてきたかと思いきや、ここへきてまたヨーロッパはロックダウンや夜間営業禁止令が出ています。
それに伴い、オランダやオーストリアではデモや暴動も頻発し始めました。
アイルランドは世界でも厳しいロックダウンを長くやった国で、ワクチン接種率は高いはずなのに、感染者が急増。
政府もロックダウンには踏み切りたくないが、対策を検討していて、またレストランでキャンセル続出しているそうです。
この既視感しかない流れ、いい加減疲れてきます。
2週間前にポーランドに行った友人によると、ポーランドはマスク着用率ゼロだったそう。
ワクチンパスポートもなく、ナイトクラブは激混みで歌って踊っての大盛り上がり。この国にはコロナは存在しない、位な別世界だったそうです。
ポーランド、ワクチン接種率が50%くらいと低いにも関わらず、感染拡大してないとか不思議です。
アイルランドは基本的に屋内はマスク着用義務があります。スーパーやショッピングモールは誰もがマスク着用してますし、店内飲食はワクチン接種者限定。
そのため、この夏からは殆どのレストランやパブで屋外席を設置し始めたのです。
ただ、実は飲食店の何割かはワクチン接種確認をしないまま店内飲食を認めているのが実情らしく。
先週末、夫がパブで開催された友人の誕生日パーティーに行きましたが、そこのオーナーもいい加減なのかワクチンパスポートの提示はなく、激混みの店内で誰一人としてマスク着用者はいなかったそう。
ただし入店するや否やこの状況に怒ってそのまま帰った人がいたり、かたや、店内で「コロナなんて存在しない!あれは全てデマだ!」と議論していた人もいた、と。
未だに、コロナ存在しない、とか言う人いるのか。
やばい、面白いよなぁ、どうすればそんな理論になるんだろう。
この人達、
地球は丸くない。平たいのだ!
とか、
旧約聖書の創世記が正しい!ダーウィンの進化論は存在しない!
とか、言い出しそう。
ちなみにアメリカは創世記(アダムとイブのお話)を信じる人が現状4割強いるらしいです。
この話聞いた時は口アングリしましたが。
アメリカっていろんな意味でグレイトです。
話が脱線しましたが、実はこの盛大なパーティーで友人がコロナ感染しました(4日後現在)。
ま、夫もこのパーティーの後に、
「まさにコロナに感染しに行ったかのような混み具合」
とか言ってたのであまり驚きもなく。
友人夫婦は奥さんがパブに入るなり怒って帰り、旦那さんはパーティーを楽しんだみたいなので、この感染騒ぎを奥さんが知ったら、
「だから言わんこっちゃない!」
と激怒するんだろうな、と私の夫は予想しています。
と言うわけで、たぶん、こんな状況がヨーロッパ全体的に起きていて感染拡大しているんでしょう。
アイルランドもまたソフトにロックダウンになるでしょう。
コロナは世界的に人や国を試すテストみたいです。
国のリーダーは「コロナ共通試験」で、統率力、決断力を迫られます。
鎖国に踏み切ったニュージーランド、ヨーロッパでもロックダウンをしなかったスウェーデン、コロナは風邪みたいなものだ、と対策を怠ったブラジル。
そしてこれほど人の価値観をあぶり出し、分断させるトピック、今までありましたか?
新聞でも、結婚生活30年の夫婦、奥さんがコロナの陰謀論にハマってしまい、夫婦の会話が成立しなくなった。成人した子供達も奥さんを説得しようとするもまるで効果がない。
まさか、コロナが原因で家庭が崩壊するとは、という記事がありました。
陰謀論、マスク着用、ワクチン接種。
これほど新しいワクチン接種に拒否する層がいるのもある意味当然で、これから子供への接種が進めば夫婦間で意見が割れて離婚に発展するケース、いくらでもあると思います。
私自身はロックダウン前も後も実は生活に変化はないので、引き続き感染しないように年末の準備に備えたいと思っています。