伊万里ちゃんぽん紀行 〜リンガーハットは心の友達〜
こんにちは。ただいま、撮影出張期間中の山口フォトです。
先週は1週間撮影出張でした。
今回は土曜日から金曜日までのロング出張。
向かう先は佐賀・長崎なのですが、なぜか福岡空港に到着。
長崎の後、名古屋に行くので、飛行機の都合で福岡空港に戻ってくる予定。
久々の福岡だー。と思いながら高速で佐賀へ。
福岡について思う。
あ、そうだ、福岡の冬ってこんな色だったと。
どこみても山がある。そのほかに特徴的なのは冬の空。
福岡の冬は案外曇ってる。空の色が薄いんですよね。
全体的に霞がかってる感じというか。
これは日本海側の天気なんでしょうね。
東京に来て一番おどろいたのが冬の爽快な晴れと青空。
寒い寒い冬もこんだけ真っ青な空だったら楽しいもんだと思ったもんです。
佐賀は伊万里に泊まりまして、晩御飯。
皆さんは仕事の会食で出かけてしまったので、一人ご飯を求めに。
佐賀、長崎といえば、ぜひ食べたいのがちゃんぽん!
山口は、海外旅行から帰ってきたら真っ先にリンガーハットに行くちゃんぽニストでもあります。
あの味、麺の感じが欲しくなるのです。
伊万里には有名なちゃんぽんはあるのかなーと思い、
ホテルのカウンターのおばちゃんに「近くに美味しいちゃんぽんやさんある?」と聞いたら
「あるよ、万里ちゃんぽん! 井出ちゃんぽんってのがあるんやけどね、喧嘩なさって別れてできたんよ。ホテルのレンタサイクルあるよ。国道をまっすぐいったらつくけん」と。
ありがとうおばちゃん。ちょっとしたお店のゴタゴタ小ネタまで。ちなみに井出ちゃんぽんもまだ食べたことのないのですが有名店です。
出かける前に、何時まで空いてるか調べとこう。
お店閉まる時間早いところありますしね。と調べたら。そこには残念なお知らせが。
15時で閉まってた。
カウンターに戻って、事情を説明したら、あらーと言いながら、おばちゃんは笑顔で言いました。
「リンガーハット!」
そう、ホテルのすぐそばにはリンガーハットがあるのでした。
なのに伊万里ちゃんぽんに行こうとしてた私。
すまないリンガーハット。裏切ってしまってた。
「潔ぎよくリンガーハットに行きます」といって向かおうとしたとき。またおばちゃんが。
「牡蠣ちゃんぽん! 980円!」と。大きな声で。
メニューだけでなく値段までおしえてくれたおばちゃん。
これはもはや「牡蠣ちゃんぽん」にするしかない。
前に一度食べたことあった牡蠣ちゃんぽん。その時はあまり印象がなかったんだけれども、はい、美味でした。
おばちゃんとの出会いがもたらす美味しさでしょうか。
リンガーハットはチェーン店ですが、
いろんなところでちゃんぽんを食べると、結果的にリンガーハットの評価が上がるという不思議な構造。
そのくらい美味しさと値段のバランスがすごいと思う。
しかも伊万里のリンガーハットは昔ながらのお店の作りで。センターキッチン方式。
家族でたべにいって、真ん中のキッチンで盛大にフライパンを振るお店の人をみてたもんです。
小さい頃はこういうお店ばっかだったなー。と思いながらしみじみして帰ってきました。
この後名古屋にいくのですが、その話はまた〜!