珈琲探偵
nibu ゆうじです!
暑いです…1日3回のコーヒータイム、アイスコーヒーの割合が増えてます!
築60年以上の古民家に住んでいるのですが冬は寒くて、夏暑い。
毎度毎度誰よりも四季を敏感に感じております。
前回のあらすじ
今回は前回の続きでコーヒーについて。
ふと参加した「料理通信主催のセミナー」で出会った【シングルオリジンコーヒー】。
そこからコーヒーを知る旅が始まり→自分の体とコーヒーの相性の悪さに出会い→浅煎りコーヒーと僕との相性の良さにたどりつく。
こんな感じが前回の投稿でした
その後は徐々にコーヒーを飲んでもネガティブな体の反応も減っていき。
あっ、食物アレルギーは「食べて治す」らしいですね。口から摂取できるものは摂取すれば摂取するだけ体は慣れていくそうです。もちろん症状の出ない少量から摂取を始めることが前提。経口免疫療法と呼ばれてます。
僕とコーヒーの相性も徐々に体が慣れていきまして、今も軽めの症状は出ますが軽減されました。
(コーヒーアレルギーの検査をしたくて医者にいきましたがそのような項目は無いんですって)
コーヒー解禁
皆さんご存じのように新型コロナウィルス…
こんな時だから、やってみようかな。と僕らは初めて、大好きなコーヒーをお客様へ提供することを決めたのです。
あっ!ちなみに僕のお店は酒場要素が強くノンアルコールメニューがほとんどないお店なんです。なので、初めての試み。お客さん、気に入ってくれるだろうか。
市場調査
そうなったら、まずやることは東京コーヒー市場の調査。そして次に業務用の器具の調達。
『漢は黙ってBLACK』!そう思う店主。そりゃそうです。コーヒーなんだから。
ところが、SNS投稿を見てた時に気づいていたのですが、どうやらほとんどのお客様が【ラテ】を頼んでいる!
これはどういうことだ。コーヒーよりもラテ人気?研究対象が増えてしまったのでした。
そしてこのラテを頼む客層を【にごり系】と命名し僕ら夫婦は調査に出たのです。
ミッションは簡単。
夫婦2人行動で、僕がコーヒー(いわゆるブラック)妻がにごり系(ラテ)を飲むこと。
蔵前 リーブスコーヒー/勝手なコピー→【下町のチャンピオンベルト】
前回の投稿にお気に入りの豆を紹介してますが近年一番好きなのはこちらのETHIOPIA WORKA SAKARO。店主は元ボクサーだったようです。”町のロースタリーから世界へ”をコンセプトに、実際にも世界大会に使われる位のハイクォリティ。まぁ~行けば分かりますが建造物もおしゃれだし店主もおしゃれだし、器も素敵。そして何よりエチオピアが凄い。だから僕から下町のチャンピオンベルトを贈呈したいそんなお店でした。コピーがダサいw
清澄白河KOFFEE MAMEYA Kakeru/【世界に誇れる劇場型、豆屋界のユナイテッドアローズ】
完全予約制のコーヒーコースが主体のお店。自分たちで焙煎はしない、日本全国いや世界中の豆屋さんから厳選して仕入れていると僕は認識しています。日本では珍しいセレクトショップ的な要素を持つ。
ここはスタッフさんのエンタメ力が凄い!見ていて楽しい!一度行ったら絶対また来たいって思えるお店!コーヒーカクテルも凄いです!コーヒーカクテルの世界チャンピオンが在籍していますこの方のトーク力もワールドクラスでした!
富ヶ谷 FUGLEN/【This is トミガヤ】
フグレンでは絶対に表現できない世界観というか、限界を知る。スタッフが全員オシャレで可愛らしい、なおかつ丁寧な接客。これは下町クォリティでは到底かなわない笑
大げさではなくディズニーランド級の高揚感があると思う。嬉しかった事はフグレンでは意外と浅煎りを飲んでいるお客様が多かった事です。それとここのホットコーヒー提供方法が斬新で大変学びがありました。簡潔にいうと『あらかじめ抽出しており、それを魔法瓶で保温』
これは聞く所によると相当な企業努力があったそうです。何も知らないで魔法瓶からカップに注ぐの見たので最初はびっくりしたのですが飲んで美味しいので納得しました。それ用のレシピ開発をしているわけです。やっぱり、いつの時代も現場は最高ですね!
気づいた。。。
この辺りで重要なことに気がつく。【にごり系】おいしい。。
『漢は黙ってBLACK』と店主は思っていたのに。
おいしい。と。
美味しいんじゃないのか!と。
どうなってんだ!と。
池袋 ブルーボトルコーヒー/【にごり系の聖地】
まさにここはにごり系の聖地だと思う。目の前に南池袋公園があり沢山の女性がにごり系を握りしめ談笑している。実は僕もにごり系を握りしめて南池袋公園にいる時間がかなり好き。
『漢は黙ってBLACK』から解き放たれる時間が最高なんです。
様々な現在のトレンドを自らの足で回り、眼で見て、味を確かめて…
やりたい事は【にごり系】だなと更なる店主の苦悩は続く…