ソムタムと待ち合わせ

こんにちわ。ムトーです。

最近、ハマっている食べ物があって。

ラオスとかタイで食べられている「ソムタム」というサラダ。

数ヶ月前、大分県竹田市にあるお店のメニューに「ソムタム」って書いてあって、「ソムタム」って言いたくて注文してみたんですね。

本来、ソムタムって青パパイヤを使うらしいのですが、こちらで簡単に手に入らないのと、手に入っても高価なので、そのお店では青パパイヤの代わりに「切り干し大根」を使った「切り干し大根と人参のソムタム」。

おーーーー!これがとても美味しくて。切り干し大根の食感がいい。無限に食べられる。
すぐにおかわりしました。それからというもの、ソムタム目当てにお店に行き「ソムタムをダブルで」という迷惑な注文をするようになり。ソムタムをテイクアウトしたい、とか思ったりするくらいハマってしまったんです。

でもなかなか夜、お店に行きづらい感じだし。

ああ、ソムタム食べたい。。

ということで、自分で作ることにしました。

切り干し大根って、戻すの簡単なんですね。人生で初めて戻した。おろすことはあっても、戻すことなんて一生ないと思っていたのに。大根。
はい。できた。

おー、けっこううまくできました。アゴが疲れるほどずっと食べていられる。

ソムタム全く関係ないんですけど、携帯無かった時代、待ち合わせってどうやってたんだろう、とたまに考えるんです。

僕が小学2年生の頃(え、35年前!)、父が東京に2ヶ月くらい出張してて。夏休みに父に会いに行ったんですね。母と兄と3人で。寝台特急ブルートレインで夕方に大分を出て、翌日の昼くらいかな、東京の上野駅に到着。
僕らが降りる車両のドアが開いたら、そこには東京に住んでいる叔母が待っていました。そのあと、上野公園の西郷さんの銅像の所で父と久しぶりに会ったんです。

子どもだったので、それらの待ち合わせに責任を負っていなかったから、どういう仕組みだったのか定かではないけど、きっと、僕らが大分の家を出る前に母は「何時に上の駅の○番ホーム、車両は○号」と叔母に伝え、「○時に西郷さん」と父と約束をしていたんですよね。

「遅れる」も「乗り間違えた」も「道に迷ってる」も伝えようがなかった時代。もう携帯が世の中に普及して20年以上経つけど、圧倒的に待ち合わせに携帯がなかった歴史の方が長い。

ほんと、どうやって待ち合わせてたんだろ。数年前、東京出張に携帯を持たずに行ってしまい、めちゃくちゃ苦労したことがあって。

目的地に辿り着くのも、完全にスマホ頼みだから、事前に地図を確認したりしなくなっていて、スマホを忘れたら完全に「お手上げ」でした。

もはや、スマホなしで生きていけない体になっている。

だからどうしたんだっけ。ああ、どうもしないのか。

で。お知らせ。このムトーツアーズ、昨年から約1年くらい、毎週月曜日に更新してきましたが、隔週更新に変わります。

隔週なので、僕の更新日じゃない日に、新しいメンバーの新しい連載が始まります。

東京の「nibu(ニブ)」という料理もお酒も美味しいお店の店主による「2.5部」です。

こちらもよろしくお願いしますー。

妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー

ムトーツアーズ

(隔週月曜日更新)
大分県に住んでいます。大分に遊びや仕事に来た人を案内することにヨロコビを覚える男です。