センチメンタル・スターバックス・ジャーニー

春眠。

なんだかバタバタしていて、まったく大分県内を回れていないので。

iPhoneのメモ帳にあった、僕の日常のくだらない話(いつもですが)。

ある休みの日の朝のこと。カフェに本を持っていく。いつもの某シアトル系カフェ。

朝から映画を観て泣き腫らした目を隠すように、うつむいて、バカのひとつ覚えのアイス・カフェアメリカーノを注文。

男性スタッフが注文を確認するのを「はい。はい。」と聞きながすように返事をし、支払う。

商品引き渡しのカウンター前に移動すると、女性スタッフが僕の知らない液体にキャラメルソースをかけている。そして、前に立つ僕を見て、キャラメルソースをかけるその手が止まった。

「お客様、ムースフォーム・キャラメルマキアートのグランデでよろしかったですか?」

お、、知らん、、それ。。「いや、、」言いかけてレシートを見ると、僕はそれを購入していた。

下向いて、モゴモゴとオーダーして、確認も適当に聞き流したから自業自得。

「あ、、え、はい。」

女性スタッフは

「お客様、本当はいつものアイス・アメリカーノをオーダーされてたんじゃないですか?でしたら、作り直しますので。大丈夫ですよ。」

「あー、いえ、、これで。たまには違うのにチャレンジ。」

僕の演技が大根だったのか、すぐに嘘は見破られた。

「ほんとに、無理なさらないでください。」

僕のいつものオーダーを覚えてくれている。いいスタッフ、いいお店だなあ。せつなさで死にそうな心が暖かくなるのを感じだ。

それと同時に、たぶん、あのお店では「アイスアメリカーノを頼む太ったお客様」という共通認識なんだろな、、と恥ずかしくなる。

せつね、。

と。いう。

家・職場・スタバ の3箇所で最近生きているムトーでした。

5月からは出歩く!(コロナの状況次第)

妄想旅行社ムトーツアーズ 代表 ムトー

ムトーツアーズ

(隔週月曜日更新)
大分県に住んでいます。大分に遊びや仕事に来た人を案内することにヨロコビを覚える男です。