山からこんにちは。

隔週で登場することになりました若岡拓也です。
これまでも山口フォト内で、短編を書いておりましたが、あらためてよろしくお願いします。

山日記というタイトルからも察しがつくように、山に遊びに行ったときのことを記していきます。
なんとなく決めたタイトルですが、こうして書くきっかけになったのが、山口フォトの山口先輩に誘ってもらったというのも「山」つながり。

走り終えて満足げです。メキシコにて。

どんな山でも最初の一歩があるように、まずは自己紹介を。
ライターやニュースの編集作業をしつつ、世界各地の行ってみたいところに行ってランニングレースに出場したり、山登りをしています。筆はそれほど走りませんが、ハアハアしながら走る方が得意です。
愛犬も山好きでして、一緒にハアハアしています。

愛犬のれいこさん、4歳です。

どうせなら、なかなか行けないところに行こうと考えるせいか、たいていは自然豊かなフィールドを走ることになりがちです。砂漠や山岳地帯、南極、ジャングルなど、振り返るといろんなところに行っていますね、はい。

ジェンツーペンギンは連れて帰りたくなるかわいさでした。夏前の南極。

ちなみに出場しているランニングレースというのが、フルマラソンの42.195kmよりも長い、距離だったり、1週間にわたって行われる250kmのレースだったりと、長いものが多いです。せっかく遠出するのだから長いほうがお得なはず!と考えるあたり、貧乏性なのかもしれません。

どんな感じなのかは、2019年に参加したメキシコのレースを写真でご紹介。5日間で250kmを走る大会でした。毎日、区間が決まっていて、朝に出発してゴール地点でキャンプ、そして翌朝にまたスタートというスタイル。線路を通ったり、有刺鉄線をくぐったりとなかなか刺激的な日々です。
舞台となったのは、メキシコ北部のチワワ州にあるバランカ・デル・コブレ(銅峡谷)。広さはグランドキャニオンの4倍だそうですが、正直なところ広すぎてよくわかりません。

ああ絶景。とにかく広大なバランカ・デル・コブレ。

スケール感が大きすぎて、人間のちっぽけなことよ。と無常を感じてしまいます。

とても小さいですが、走っている選手も写っています。

大会で走った後も、山に行って疲れた体をリフレッシュ。飛行機、高速バス、Uberタクシーを乗り継いで、メキシコで4番目に高い標高4,620mの山「ネバド・デ・トルーカ」に登ってきました。
言葉はあまり通じませんが、登り始めたらやることは一緒なので気楽なもんです。悪いひとのいそうな路地裏もないから安心安全。見たかった標高4,200mにある湖を見ることができて、よき旅でした。

標高4,200mにある「ラゴ・デル・ソル(太陽の湖)」。到着したら曇り空が晴れて感動!
途中で地元のおじさんに乗ってけよと言われて、運んでもらうあたりに旅っぽさが出ました。

ということで、アレコレと書いていきます。
山の旅に行くと当然のことながら山あり、谷あり、いろいろありますが、話のオチはあまりありません。
だって、山から落ちたら大変ですから。

お後がよろしくないかもですが、今回はこれにて失礼します。おつかれ山でした。

わかおかの山日記

(隔週水曜日更新)
山を走ったり、歩いたりするのが好きです。よく忘れ物をします。そんな日々を記すライターでランナーです。

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