イカがカニになるまで
ニーハオ、ニホンコンです。
「イカ釣りにいきませんか?」
という、海のともだちから連絡がきたので、せっせと支度。
しかーし!
「朝5時集合!」早い!
でも釣りの人にはごくごく普通の時間帯らしいです。
目指すは葉山!
つきましたが、まだ真っ暗~。
もはやライトが無いと何も見えない状態。
子どもたちも4時起きで暗いうちから遊ぶという、妙な高揚感。
すこーし明るくなってきました。
この日はあったかい予報だったのだけど、さすがに早朝は寒く。
それでも空気が澄んでいて、ザブザブする海の音を聞きながら
明るくなっていくのを見るのは爽快なことこの上ない。
さて、肝心のイカ。
むむむ、難しいー!
というより、ワタシ、ツリ二回目アルネ。
釣りの道も一歩から。
とにかく、やってみないことには、何も上手くならないので
せっせと投げてみる。
でもこの日は風が強く、投げた瞬間に糸が流れてしまい、
ワタシはどこ?糸はどこ?と毎回わからなくなる。
結局この日は風が強くてイカは断念。残念。
少し移動して、子供たちも釣りができるような堤防のほうにいくことに。
そしたらば、釣れる釣れる。
もう、詳しい釣り方とかなんかはわかりませんが、お友達ファミリーが
イワシとかじゃんじゃん釣り上げている。
そりゃあもう、目で見えるくらい寄ってくるという凄さ。
ワタシもこんなちいこいのを釣りました。
目のところにグサーッとなっている針を「ごめんよ~」といいながら取る。
可哀そうというより、だからこそ、美味しくそのイノチをいただく、
「イタダキマス」という気持ちになるのかも。
ハイ、この日一番盛り上がったのがコレ!
お友達家族が仕掛けていた網にかかっていました。
タイワンガザミというらしいです。
台湾蟹、ならわかるけど、なんで「ガザミ」なんだろう。
ハサミとカニが合わさってできた造語なのかな?とか勝手に思う。
どのくらい盛り上がったかというと、
もう、私らはもちろん、周りの釣りの人とか、シュノーケルで
これから船で出ようとしている人らとかが「なになにーー?!」って
見に来ちゃうくらい。全員こどもみたいにはしゃいでました。
タイワンガザミ。
なんかもう、日本じゃない南国チックな色のボディーだし、いで立ちも
華やかだし、陸でこんなにキャアキャア言われるんだから、海の中でも
きっと人気者だったんだろうなあと思う。
(海の中)「ほら、あんたの推しのガザミ通ったわよ♡」
「今日も素敵よね~ウフ♡」みたいな。
ひとしきり遊んだ後、今日の釣果をいただこうの会になり。
お味噌汁、イタダキマス。
いやー茹でてもキレイ!そして盛り上がる!人気者の台湾ガザミは、夜まで
キャアキャア言われていました。
この日いただいたお魚とかカニたちは、お友達ファミリーのグッジョブによるもの。
さんざんご相伴にあずかり、「ああ美味しいな」で終わりましたが、いつか
私が「もう沢山釣っちゃったから食べてね」って振舞いたい気持ちでいっぱい。
釣り、楽しかったなー。でも朝から晩まで祭りのように遊んだ一日も、
もうサイコーに楽しかったし、思い出しただけでもフフフとなるのです。
11月17日 ニホンコン