やっぱり食べるのか!?また、食べるのか?

おはこんばんちわ。
飯塚です。

アイルランドにいても我が家は日本のニュースやTVをたまに観ます。
子供達にはなんとか日本語を維持させたいので、TVはかなり見せています。
アニメ観るのも日本語教育の一環という言い訳もあり、すっかりテレビっ子になってしまっていますが…。

私自身は基本的には英語力向上の為、極力アイルランドやイギリスの番組を観るようにしていますが英語の鑑賞だと脳は勉強モード。

そんな中で日本語ドラマを観るのは完全にリラックス出来て至福の時間。たまには日本のドラマを観て自分を甘やかしています。

日本のドラマを見始めたきっかけは「きのうなに食べた?」
西島さん内野さんカップルにとにかく癒されて。確か2日ほどで一気見しました。

「きのう何食べた?」に影響されたクレープランチ。食事系のクレープ食べた後は、フルーツとクリームのクレープ。次回は蕎麦粉でやりたい。

特に内野さんの乙女っぷりが最高でした。
一緒に飲んだら楽しそうだし、職場に彼がいたら場が和みそう。あのドラマを観るまで内野さんは男らしいイメージがありましたがあのキャピキャピキャラ、不思議と違和感なかったです。

料理もどれも美味しそうで夜中の鑑賞は空腹との闘いになり、ある意味苦痛を伴いましたけど。

これを観て思ったことは、とにかく凄く日本的、あるいはアジア的なドラマだという事。食へのこだわり、食べ物愛に溢れている。
日本のドラマは食卓を囲むシーンや何かしら食べ物を絡んだエピソードが多いのです。

対してイギリス、アイルランド、オーストラリアの家庭が舞台のドラマでさえ食事シーンはほぼなく、あったとしても食べ物にはフォーカスはされていません。調理シーンもありません。
お酒やコーヒーを飲むシーンは多い。
タバコもよく吸ってます。日本のドラマだともう喫煙はしないのですかね??

アニメを見たら何かしら食べたくなる不思議。

子供向けのアニメも同様。
宮崎駿さんの作品、何かしら美味しそうな食べ物ありますよね。
というより食べ物を美味しそうに見せている。

ジブリ飯というんですよね。もはやブランドです。

ポケモンもよく観ると食事シーンはあります。特別フォーカスされてはいないけれどわりと丁寧に食べ物が描かれています。
私の子供時代だと「ハイジ」の溶けたチーズや「ドラえもん」のどら焼き、「キン肉マン」の牛丼、「ギャートルズ」の肉、ラーメン大好き小池さんとかやっぱり日本独特なのかな、と思います。
(例えが全部昭和…。古い例えばかりですみません。)

幼い頃から憧れていた「ハイジ」のアルムの山。こんなに美しいところに住んでいる人がいるのか、というのがスイスでの強烈な印象。
スイスでは旅で知り合ったスイス人の家に泊まらせてもらいました。チーズフォンデュとチョコレートフォンデュでおもてなししていただき感激。このフルーツはチョコレートフォンデュ用。

世界中でONIGIRIに憧れる子供達。

留学時に仲良くなったイタリア人は幼少時代から日本のアニメを観て育ったらしく、彼女におにぎりを作ってあげた時の興奮は私の想像以上でした。

おにぎりにかぶりつく彼女の写真を撮ると、
「この写真、兄に見せて自慢するんだ!これが子供の頃からTVで見ていたおにぎりよ!って。羨ましがるだろうなぁ!」
とはしゃいでいたのが忘れられません。

確か「ドラゴンボール」「キャプテン翼」が好きだったのかな。彼女は宮崎アニメの大ファンでもあります。

私が幼少時代、アメリカのアニメ「スヌーピー」とか「トムとジェリー」見たりしましたが、記憶にあるのは穴の空いたチーズくらい?
「トイストーリー」も食べ物といえば確かポップコーンやスナック菓子くらいだし。

こちらで子供達に人気の「ペッパーピッグ」ではピクニックでサンドイッチなどは食べるシーンがありますが、うわー、美味しそう!みたいな描き方ではないですし、他のアニメも食べ物が出て来ません。

我が子もこちらのアニメを観て「これを食べたい」と言うことはないですが、ドラえもんを見た時はどら焼きを欲しました。

これ、絵本も同じ現象だと思います。日本の絵本は食べ物がよく出てくるし食べ物主体の話が多いです。
英語の絵本は日本ほど食べ物の話はないです。
世界的大ベストセラーの「はらぺこあおむし」は珍しいですよね。

ランチ何食べた?と聞くべからず!

日本に居た頃「サラメシ」が好きでよく観てましたが、あの番組もまさにそれ。(あの番組はまだあるのかな?)

ランチ何食べましたか?
とか、
お弁当見せてください。
だけがテーマの番組、日本だからこそ成立するのではないかと思います。

番組コンセプトは『ランチをのぞけば、人生が見えてくる』だそうで。
でも、この感覚は万国共通ではないのです。

イギリスに語学留学した時に、たまたまクラスメイトのドイツ人2人と私の3人で街を歩いた時に彼女らがクラスメイトの韓国人の文句を言い出しました。

「あの韓国人は毎日ランチを何食べたか、何食べるか聞いてきてうっとおしい!」
と1人が言い出すと、もう1人が
「本当に!ランチなんてどうでも良くない?どうせサンドイッチなんだから!」

えー⁈
まるで自分が非難されているような気にすらなり私1人沈黙を貫きました。
(ドイツに長らく住む従姉妹によると典型的なドイツ人は食に関心がないそう。)

この通りを歩きながらドイツ人達は韓国人の文句を言い始め、挙句にこの写真にも写っている時計が壊れて止まっていることにも文句つけだしたのはいかにもドイツ人ぽくて可笑しかった。

でも、そうなのです。
日本のランチは選択肢が多い。
ラーメン、蕎麦、うどん、カレー、寿司、丼もの、パスタ、サンドイッチ、おにぎり、お弁当。

会社員時代、ランチは何食べるかを決めてからお店に向かいました。勤務中の唯一楽しみな時間。
お財布だけ持って毎日日替わりで行く方向が変わる。特に銀座の会社に勤務していた一時期は自分史上ランチ黄金期でした。

アイルランド、レストランにはもちろん色々メニューはありますが、ランチだとスープやサンドイッチをオーダーするのが一般的。

学校や職場には基本的にはサンドイッチを持参。
私の夫は11年間チーズサンドイッチを食べ続けたらしいので、今は何があってもチーズサンドイッチだけは食べたくないそうです。

アイルランドの食事はかなりパターン化しています。
毎度の食事に思考を巡らせない人達に毎日、
「ランチ何食べる?」
と聞けば、嫌味なのか、他に聞く事ないのか、うざい、と思われても仕方ないかも、と今は少し理解できます。

日本は生活において食への優先順位がとても高いんです。
それがありとあらゆるところに派生していて、この点でアイルランドと比較をし始めると話は尽きません。

でもこれ以上は長すぎるので、今日はこの辺で。

さて、今日は何を食べますか。

酸辣湯麺。パクチー爆盛り花山椒ブンブンかけで。辛い物がないアイルランドでは自分で作るのが一番。麺はパスタを重曹で茹でると中華麺風になるのは在外邦人お馴染み技。